満腹。名古屋
講演や撮影で慌しかった1月の締めくくりは名古屋でした。
名古屋といえば、、、一番行きたいのは名古屋市科学館。
世界最大級のプラネタリウムがあるのです!!!
せやけど人気も高くて事前申し込みもハズレてしまい・・・
となると、やはり食い気に走るしかない私たち。
講演の前にパワーつけなあかんよねっ
という大義名分のもとに
お昼はうなぎの「イチビキ」さんへ。
11時半の開店とともにもう行列。
目の前で炭火で焼かれるウナギたちと同じく、
待ってる間に私も煙でモクモクとスモーキーに![]()
しかし、そんなことはどーでもよくなるくらい
美味しくてボリュームたっぷりのウナギですっ![]()
まるまる一匹ご飯のうえにのっかってます。
こんなにデカかったら皮が固いのでは?と思ったんやけど
ぜんぜん柔らかくて身もふわっふわ![]()
ガブリと噛んだとき、1cmくらいある厚みのウナギに歯が食い込んでいく、
ふわっとプルっとした食感。
ウナギの旨味がジューシーに広がり、
炭火で焼かれた香ばしさがさっぱりとした後味を演出する。
こんなウナギは初めてです![]()
そして、てっちゃんが注文した「ひつまぶし」も凄かった!
もう笑えるくらいに美味しくてボリュームたっぷりのウナギでした![]()
ウナギパワーのおかげで午後からの講演も無事に終わり。
この日は尊敬するK先生が聴講に来てくださってちょっと緊張しましたが。
しゃべり始めるとスイッチが入り、あっという間の90分。
後からてっちゃんに
「ナンシカ」とか「コマシな」とか、また意味の通じない関西弁が炸裂してたと
フィードバックをいただきました![]()
「ナンシカ」 = とにかく
「コマシな」 = ちょっとマシな
と言う意味やけど、これって関西弁なのね。
もう何が関西弁なのかさえ解らへん私・・・すみません![]()
だけど、自分の言葉で伝えたいから、
やっぱり私は関西弁でしかお話できないのです。
でもね、「~でんねん」とか「~まんねん」とかは言いませんよ!
(ウチの父はリアルに話してましたが)
私の講演などで関西弁が炸裂しているときは
「一生懸命、しゃべってるんや」という証として
みなさま、温かく見守ってくださいませ![]()
さてさて、脳は全身の消費エネルギーの20%を使う!
ということを証明するがごとく、講演が終わるとお腹が空くのでございます。
この日の夜は、「徳川園」へ。
お庭がとっても素敵で、何でも愛知万博のときに池まで作った庭園レストランなのだそう。
満月が幻想的です
こちらの前菜はブルゴーニュ産のエスカルゴのフリットににんにくと春菊のソース

「ラ・コートドール」の故ロワゾーシェフのスペシャリテのアレンジかな。
ロワゾーシェフのお料理はグルヌイユ(かえる)に、にんにくのピュレとパセリのソースですが
サクサクのフリットに、軽めのソースが日本人の味覚には優しくなじみます![]()
久しぶりにゆっくりとフレンチなど頂くと
栄養の体への作用って、カロリー計算なんかでは絶対に表せない
大切なものがあるな~~と実感します。
それは料理を作る人だけでなく、食べる人の心の持ちようによっても大きく左右する。
食卓の演出って、とても大切。
レストランだけじゃなく、おうちでも同じだね。
笑顔溢れる食卓は、何よりの家族の充電の場所になる。
ジュニア君が大きくなっても、ご飯食べるときには
宿題やテストや勉強の話などしないように・・・・心がけよう![]()
食卓から学ぶことも多い。
脳育のJ先生のところでは、
一人ひとりの食事はランチョンマットの上で示してあります。
一方で子供たちのおやつは一人づつ小分けにするのではなく
敢えて大きな器にたくさん盛り付けて置いてあります。
そうやって「たくさんある」ということを見せながら
自分の食べていい量はコレだけって認識させるのだそう。
そうやって子供たちは自分が食べるべき量を学んでいくのだね![]()
毎日の食事は、すり込み作業。
その子にとっての「当たり前の食事」が日々作られていくのだね。
さて、翌日は三重県の「アクアイグニス」へ。
山形県の「アルケッチャーノ」の奥田シェフと
全国でご活躍のパティシェ辻口氏が手がけたレストラン&ショップです。
てっちゃん曰く「何でこんなところに??」という場所なんだそうですが
だからこそ、地元の農業とタッグを組んでいろんなことができるのかも。
敷地内には温泉施設・宿泊施設、イチゴ畑、お茶畑などもあり
私たちが訪れた日も平日ながら老若男女がくつろいでおられました。
今度はゆっくり、温泉入りながら来たいな~と思いつつ
雪道にも負けずに根性で車を飛ばす私たちを見て
ジュニア君にも「食い意地」がすり込まれていくのかと思うと・・・・
これっていいことなのかしら?
ふと疑問に思えるのでありました![]()
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コメント
はじめまして。
サッカー関連のリンクからやってきました。
とても料理に丁寧でやさしいブログですね。
この時期の湯ノ山温泉もうらやましいです。
今回書き込みに来たのは、ちょっとした質問で、
もし良かったら教えてほしいのですが・・・
サッカー関係の栄養士さんが
サッカー選手と結婚する可能性は
どれほどあるのでしょうか?
栄養士さんも海外遠征に帯同したりする話は
聞きますが、身近にいるわりに選手と結婚は
少ない気がします。
単純な興味ですが
もし良かったら教えてください。
投稿: nagoya_flash | 2013年2月11日 (月) 15時23分
nagoya_flashさま
こんにちは
はじめまして。
コメントありがとうございます。
お返事が遅くなって申し訳ありません。
サッカー関係の栄養士さんがサッカー選手と結婚する可能性ですが・・・
残念ながら、私の周囲ではそういう例は聞いたことがありません。
サッカー以外の競技でも、帯同してる栄養士さんと
アスリートが結婚されたという話は聞かないですねえ。
身近にいるのに?
と思われるかもしれませんが。
栄養だけでなく、トレーナーなどのスタッフは
すべての選手を客観的に見なければならないし
サポートスタッフとしては恋愛対象としてなかなか見にくいのかも?
帯同していても、個人的にお話できる時間はほとんどないですし。
それから、身近にいる分、アスリートがいかに大変か
ってことが解るので、と言う理由もあるのかもしれませんね。
私もよくわからなくってすみません(笑)
今後ともよろしくお願いいたします。
Tama
投稿: Tama | 2013年2月24日 (日) 14時39分
返信ありがとうございました。
やっぱりそれほど・・だったんですね。
意外なようでそれが普通なのかと思い、
納得しました。
ネット上の話なのですが
栄養士になれば有名サッカー選手に
近づけると思っている人がいるので、
本当なのかどうか気になっていました。
また何か気になることがありましたら
書き込みに来ますね。
では、ありがとうございました。
投稿: nagoya_flash | 2013年2月26日 (火) 21時59分