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2011年9月

ご報告

2011/09/19(月)

少しご報告が遅くなりましたが

8月末、わが家に新しい家族が加わりました

3150gの元気な男の子です

妊娠、出産、そして育児の日々は毎日がワンダーランド

「未知との遭遇」の連続です

この素晴らしい経験から私自身も多くのことを学び、

さらに成長していきたいと思います

私の祖母は昔、よく「女性は出産したら体質が変わる」

と言っていたのですが、自分自身に照らし合わせてみると

まだまだ???な部分が多いです。

むしろ、出産したら、というよりは妊娠中には

自分の身体に起こるものすごい変化に驚いてばかりでしたが・・・

まずは、つわりのときの味覚の変化。

よく、テレビなどでは食事中に「ううっ」とか言って

吐き気をもよおすシーンがありましたが。

私の場合は、そういう感じではなく。

とにかく「出汁」の風味が嫌になりました

大好きなお味噌汁が飲めない!

煮物とか、和風の味が食べれない!!

これって不思議よね~

だって「自然の摂理」に従ったら、身体に良さそうなものを求めるはず。

なのに、その頃の私が食べたかったのは

焼きソバと、柿ピー

なんでやろ~?って今も思うんやけど。

それから、めっちゃ臭いに敏感になったな~~。

にんじんを食べると

「あ~~にんじん嫌いな子って、こーゆーのが嫌なんや」

という感覚がものすご~~くよく解りました。

普段の私は「美味しいって、どーゆーこと?」っていう

探究心ばかりが働いているんやけど、妊娠中は

「美味しくないって、こーゆーこと」って感覚を味わいました。

これも、貴重な経験

お腹が大きくなるだけじゃなく、そういう内面や感覚の変化に驚く日々は

あっという間に過ぎていきました。

私の最初のイメージでは、「優雅なマタニティーライフ

を過ごしてるはずやったのに・・・

現実は、そうじゃなかったな~

これも貧乏性の私らしいっちゃーそうなんやけど。

結局、仕事も出産の2日前までしてたし

ついつい自分中心で考えてしまうけど、赤ちゃんも大変やったやろうね。

寒い中、サッカーの合宿で走り回っている私や

暑い中、乗り換え3回、片道2時間以上の通勤や出張で

動き回っている私のお腹の中で

文句も言わず成長してきたんやからね。

さらに、妊娠後期はハードやったな~~

とうのも、私の掛かっているドクターはとってもユニークな先生で

「妊娠後期になったらしっかり運動しなさい」と言われて

私が「どんな運動がイイんですか?」って聞いたら

「そやな~~山行って、木ぃでも切ってきたらエエねんけど」とのこと

山で木を切るのに値する運動って???

と考えた私は、毎日1時間の坂道ウオーキングとスクワット100回を実践してました!

大きなお腹で汗タラタラ流して歩く私を

すれ違う人々は不思議な眼で見てたけど・・・

先生のアドバイスのおかげか、4時間のスピード安産でした

あまりにも早すぎて、心の準備もないまま出産が終わったのだけど

産まれてきた赤ちゃんを見て最初に感じたことは

「ありがとう

でした。

一緒にがんばってきた赤ちゃんに、無事に生まれてくれて「ありがとう」

それから、支えてくれた家族やいろんな人々に「ありがとう」

生命の神秘や、いろーんなことも含めて

改めて私は「生きている」だけでなく「生かされている」のだと。

そして、この赤ちゃんの身体は

100パーセント私が食べたものでできてるのよね。

それも、すごいことやと思う。

これからも、「食べることを大切に!」という想いを伝えていきたいと思いますので

親子ともども、今後ともよろしくお願いいたします

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8月の美味しいもの

2011/09/06(火)




ちょっぴりご無沙汰です

今年も猛暑やった、、、といわれてますが、私の感覚では

去年のほうがめっちゃ暑かった~ような気がします

パティシェの方は夏はケーキが売れない、とよく言われるけど

夏に食べるデザートも私は大好きでっせ

まあ、デザートだけじゃないけど

なかなかマメにブログアップできなかったんで、まとめて

この8月に出会った美味しいものたちをご紹介させていただきます

まずは奈良にて。

お墓参りに行った帰りに美味し~もんを物色。

「遷都祭」あたりから、奈良には色んなお店ができてますが

素通りできない食べ物がありまして。

「SAKURAバーガー」です

Photo

淡路島バーガーを食べて以来、

美味しいハンバーガーを意固地になって食べ続けてるワタシ

色んなバーガーを食べてみると、手作りの中にもそれぞれの違いがあり

ますますハマってしまっております。

「SAKURAバーガー」さんは

懐かしい近鉄奈良駅の近くにありまして

テイクアウトでの購入でしたが、待っている間にもお水を頂いたり

丁寧なお気遣いを頂き、ますますバーガーに期待が高まります。

待つこと10分。やったー、いっただっきま~す

Photo_2

写真がヘタで申し訳ありません。

これがめっちゃ美味し~んやんか

私はアボカド入り、てっちゃんはチーズと自家製ベーコン入りでしたが

ポイントとなるのはパテ!!!

ひき肉って言うより、粗い肉のおいしさが満載

今まで色んなバーガーを食べましたが、No1の美味しさです

添えられたポテトフライも大きめカットで食べ応えアリ。

いや~~~なんか、ヤラレタって感じやわ

そして、食事の後は、やっぱりデザート

奈良と言えば、大仏ってことで

お気に入りの「大仏プリン」を購入

このプリン、奈良で売ってるからってだけで「大仏」じゃないんよ。

大仏級のデカさが素晴らしいんですっ

Photo_3


写真で右側に置いたマッチ棒の大きさを参照していただければと思います。

学生のときはよく東大寺や二月堂に散歩に行ったけど

大仏さんを見ると「デカイ」ってだけで、なんか癒されたんよね。

自分がちっぽけに感じるというか・・・

このプリンも、そんな大仏さんの存在感が感じられます。

だけど、凄いのは大きさだけじゃなくって

食べてみても、ホントにちゃんと、すっごく美味しいんです。

なめらかやけど、柔らかすぎず、硬すぎず。

適度にしっかりした生地、控えめな甘さ。

めっちゃお気に入りなので、集英社の「LEE」さんでもご紹介させていただきました

「LEE」は、お取り寄せグルメの特集だそうで、

ほかにどんな食べ物が紹介されてるのか、すんごい気になります

機会があればぜひ見てみてくださいね

久々に奈良に行って、学生時代に思っていた

「奈良には美味しいもんがナイ」というのが、(奈良の皆さん、スミマセン)

いい意味で裏切られたわ~。

私が通ってたときは、「志津香」の釜飯くらいしかなくて

商店街も夕方には閉まってしまうし・・・って感じやったからね。

せんと君の威力は凄かった!

これからは奈良に行くのが楽しみになりました

さてさて、お次は神戸です。

カメラマン・ウッキーさんに教えてもらって、ずっと行きたかった

中華料理店「杏杏」へ。

お粥が有名・・とのことでまずはランチのお粥セットをオーダー。

Photo_4


とろりと仕上がった優しい甘味とスープの風味が美味しいお粥。

セットには焼きそばもついてきます。

Photo_5

細麺の硬焼きそばに野菜のあんかけ。

シンプルですが、ベースとなるスープの良さがわかります。

そして、私たちが見逃せなかったのが「焼きスペアリブ」です。

Photo_8


香ばしいタレがほどよく焼けて、ジューシーなお肉・・・

骨にかぶりついてると、ワンコの気持ちがわかる気がする

とても小さいお店ですが、料理のレベルはめっちゃ高い!

神戸でお気に入りの中華料理店になりました

お母さんが料理を、お父さんがサービスを担当されてるのが

ほほえましいお店でした

帰りには、散歩がてらにブーランジェリー「サ・マーシュ」へ。

「ブーランジェリー・コムシノワ」の方が独立されたお店です。

コムシノワ、と言えばお惣菜系のパンが豊富。

こちらでも、色んな種類のパンを購入しました。

お気に入りが、イベリコ豚のサルシッチャが入ったパン

Photo_9

そして、じゃがいもが生地に練りこんであるパン

Photo_11


どちらも生地を噛み締めるほど、味わい深いパンです。

ほかにも、グリーンピースのクロックムッシュや

カンパーニュ、アンパンなど色んなパンを購入しちゃいました。

そしてデザート編。

「ラトリエ・ドゥ・マッサ」。

パリのラデュレでも働いておられたパティシェさんがオープンしたお店です。

シュー好きの私は、シュークリームを見ると買わずにはいられないっ

ねずみさんの形をした可愛いシューを発見

Photo_13

こちらはイチゴのシュー。シューは何個でも美味しいです。

Photo_17


お次はチョコ系に突入。

チョコレートのロールケーキ

Photo_18


ナッツがサクっとしたチョコムース

Photo_19

生地のなめらかさ、しっかりめの甘さなどパリそのものの味。

日本人向けにアレンジした、とかじゃなく

本場の味を楽しみたい方にはオススメのお店です。

デザート、と言えば、久々にインパクトがあったのが

大阪の「パティスリー・ラヴィルリエ」。

扇町のめっちゃわかりにくい場所にありますが

ケーキの味はピカイチでした

ナッツ好きにはたまらない、ナッツのムース

Photo_20

ムースの濃厚なまったり感やけど、重くなくて。

周りのナッツのカリカリとの食感の違いがアクセントです。

そして、フランボワーズとピスタチオのムース

Photo_24

ピスタチオとフランボワーズのそれぞれの味がちゃんとするのに

口の中で融合すると、新しい美味しさが生まれます

こちらはブルーチーズのタルト

Photo_26


しっかりとしたブルーチーズの風味や塩味と

タルト生地の香ばしさ、クルミの食感がばっちり

さてさて、お次は京都へ。

ランチに伺ったのは「ビストロ・セプト」

こちらは、ハンバーグマニア?のてっちゃんの要望で伺いました

ランチの前菜は、自家製スモークサーモンのサラダ

Photo_27
ハーブがたっぷりでヘルシーなのがうれし~サラダ。

卵に乗っかったタルタルソースも、さっぱりしてるけど美味しくて

シェフの味覚の方程式を感じさせてくれます。

冷製スープはお野菜たっぷり。

Photo_28

冷製のスープって味付けが難しい。

温かいのより、塩味の角が立ってしまうというか。

このスープは、その角を濃厚な鶏のスープが丸めてくれて

ジェノベーゼのが香り高いアクセントになってます。

う~ん、美味しくて、どんぶりで飲みたい・・・

メインはてっちゃんお待ちかねの「大人のハンバーグ」

Photo_29


オーダーしてからシェフが手ごね。

中身はギリギリレア?ってくらいの火入れ。

口あたりはとってもソフトやけど、レバー入り?とも思える肉の旨味が凝縮されてます。

赤ワインのソースと、マッシュポテトをからめると、、、たまりません!

まさしく、フレンチのシェフが作ったハンバーグって感じです

私は「カタルーニャポークのロースト」

Photo_30


3cmもの厚切りの豚肉のジューシーなロースト。

牛とは違う、豚肉の肉感、甘味、旨味が満載です。

デザートとドリンクがついて2500円はとってもお得やと思います。

食べたい料理をしっかり食べた!という満足感。

そしてシェフとサービスの方ののお二人で切り盛りされているんやけど

しっかりとお客様の様子を見ていて

小さな子供には食べやすく切って料理を出したり、ハーブを除いたり

心遣いというか、職人的な心意気を感じるとっても良いお店。

よく☆付きレストランと比較してサービスが悪い、、、なんてコメントを書いてる人もいるけど

同じ値段を払って比べないとね~~

なんだかこうやって書いてると

まさしく食べてばっかりの「不管理栄養士」やな~~~

せやけど毎日こんな風じゃないんよ!

おうちでは野菜たっぷり、お魚とお肉のバランス良く

ってのを心がけてます

なんだかね~栄養学って言うと「お肉はアカン」とか思いがちやけど

そうじゃないと思うんよね。

自然の食べ物は、すべて「生き物」なんやから

それぞれに栄養的に優れた面と欠点があって

「コレさえ食べてたらいい!」なんて完璧なものはないんよね。

元気で長生きしてる人は、何でも好き嫌いなく食べる人が多いし。

「お肉がダメ」なんじゃなくって

安くて、大量生産されてるジャンクな食べ物がダメなんであって

お肉であろうが、野菜であろうが、魚であろうが

自然だったり、ちゃんと育てられてるものは良質で素晴らしいんやと思う

そして、適度な運動もねっ

これから秋に向かって、運動にもぴったりの季節。

食欲の秋、運動の秋、読書の秋・・・

豊かな秋を過ごしましょ~

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