GWのある日、「宮崎ふぁーむ」にお邪魔しました
今回はFOOTBALL JAPANのほんだ社長のご提案です。
zweiちゃん、ほんださんの友人で三田で農業をされているMさん夫婦もご一緒に
何か農作業をお手伝いして、「農業とサッカー」のこれからの打ち合わせできたら~
ってことで、私もてっちゃんと一緒にジダン号で丹波にGO
この季節のお手伝いは「枝豆の苗を植える」でした
種から発芽させた枝豆の苗たち。
まずは土を耕して
マルチという黒いビニールシートをかけて
そのシートの穴に、先ほどの枝豆の苗を植えていきます
収穫できるのは6月ごろだそう
楽しみやな~~~
それまで元気に育ってや
そして、ご褒美はコレ
アスパラガスを収穫して、BBQ
zweiちゃんが持参してくれた「味筍」のまぜご飯のおにぎりをほうばりつつ、
やっぱり採れたてのアスパラガスの味は断然違うね~と納得。
すごいアスパラの味がするんよ(なんと貧相なボキャブラリー・・・
でも、ホンマにそんな感じなんです)
宮崎さんちの新玉ねぎとルッコラのサラダも抜群です。
そして炭火で焼いたお肉もやっぱり美味しい。
野菜、肉、野菜、肉、、、とお口の中はパラダイス
労働のあと、青空のもとでみんなと食べるからってのもあるよね~。
おっと、忘れてはいけない!
「ランチ・ミーティング」でも色んな意見が出て
面白いモノができそうです
乞うご期待ですわよ~
最近、テレビではO-111の話題でもちきりですが
これからの時期はとくに、BBQでも食中毒には注意しないとね。
お腹こわすくらいで済んだらいいんやけど
命を落とすとなると、ホントに怖い。
おうちでも病院食みたいに「中心温度75℃」まで加熱して
食べないといけない???
なんて、ローフードを提唱してる私には、なんか受け入れられない・・・
やっぱり、ナチュラルな食べ物は身体にとっても大切なはずやん???
と考えていると
春休みに見た「FOOD INC.(フードインク)」って映画を思い出したわ。
アメリカのファストフードや巨大な食肉・飼料業界のウラ側についての
ドキュメント仕立ての映画。
ハンバーガーを食べた3歳の子供がO-157に感染して亡くなってしまう・・・
どうしてハンバーガーにO-157が?と調べてみると
それは、牛の育て方に原因があった。
その仕組みはこんな感じ。
早く効率よく育てるため、本来は草などを食べる牛に
トウモロコシを食べさせる
↓
牛の内臓のpHが変わって「O-157」が発生
↓
狭い牛舎で糞にまみれた不衛生な環境
↓
精肉加工するときに枝肉にO-157が付着
↓
ハンバーガーのパテになり、子供が食べてしまう
・・・
という具合に、安価で大量生産をすることで不自然に育てることが
新しい病原菌を作る事になってたなんて。
さらに、トウモロコシをエサにする理由には、こんな背景も。
畜産農家は大手食肉メーカーが指定するトウモロコシを買い、
設備を導入すればすべての肉を買い上げてもらえる
↓
飼料農家は大手飼料メーカーが指定する遺伝子組み換え種を植え、
設備投資することで収穫されたすべてのトウモロコシを買い上げてもらえる
↓
しかし、大手メーカーの指定に従わない場合は
肉もトウモロコシも買ってもらえず、設備投資の借金が残る
↓
独自のナチュラルな種を使って栽培した農家は
受粉により種が変異したと大手種メーカーに訴えられる
↓
結局、畜産農家、飼料農家は、大手メーカーに従わなければならない。
↓
さらに、大手メーカー指定の飼料を栽培すると、国から助成金が出る
↓
ブッシュ政権のときに、FDA(日本で言う厚生労働省にみたいなもの)
の幹部には、大手食肉メーカーや飼料メーカー、種メーカーの重役が就任し
このような助成金の制度を支援。
うっひょ~~~!
なんか、すごい怖くない?
しかもアメリカでは、貧困層は安いファストフードしか食べられず
健康状態が悪化しても医療費が払えない、働けない、
そしてますますファストフードしか食べれない・・・・
なんて悪循環が起こってるのだそう。
ファストフードが安く食べられるって喜んでたら、大間違いよね!
安く食べれてる分、健康を失って、
しかも、税金が大企業にまわってるんやから・・・
やはり、牛肉が悪いんじゃなくって
牛を不自然な育て方するからアカンのやと思う。
食べ物を選ぶときのキホンは、まず
「ちゃんと作られたもの」を選ぶってこと。
法律や基準を作ることも大切やけど
私たち自身が「自然な食べ物」を選べる目、知恵、感覚を持つってことも
大切なことよね。