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2010年9月

野菜と魚とガンダムと・・・in 静岡

2010/09/30(木)

静岡での講演のお仕事

日帰りの予定やったけど、せっかくやから、、、と前泊して

てっちゃんと旅行してきました

なんで「静岡 → せっかくやから・・・」ってなるかというと

そこには「等身大ガンダム」があるからなのです

そういえば小学校のとき、ガンダムのプラモデル(ガンプラ)が

めっちゃ流行って、学校をサボって並んだ男子がめっちゃ怒られてたっけ・・・

てっちゃんもばっちりガンダム世代なんよね~。

そういえば「アメトーク」の「ガンダム芸人」のとき、めっちゃ食いついてたし

静岡には美味しいものも色々あるし、わくわくしながら出発

まずは静岡駅でレンタカーを借りて、ランチにGO

お目当ては、前から行ってみたかった「ビオファームまつき」に

新しくできたレストラン「ビオス」です。

目的地に向かうドライブも快適

富士山も見えたよ やっほ~

富士山を見たら、なんかイイコトありそうな気がするんよね~。

そんなこんなで山道に突入し、駅から約1時間ほどで、「レストラン・ビオス」に到着。

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オーナーの松木さんは、恵比寿の「タイユヴァン・ロビュション」

のメートル・ド・テル(給仕長)としてご活躍されていたのですが

10年前にペイザン(農民)に転職!

有機野菜を栽培し、さらに昨年その野菜を使ったレストラン「ビオス」

をオープンされたというのだから、すごいなあ・・・。

席に座ってメニューを見るとなおさら

畑と富士山を眺めながら、そこで育った野菜や地元のお肉やお魚を

いただけるなんて、すんごい豊かな食事やな~~~~と感動

迷いに迷ってお料理を選んで、さぁ、いっただっきま~す

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アミューズは、「にんじんのムースとバジルのスティック」

車だったので、ワインが飲めなくって残念・・・・

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私の前菜は、「大岩魚のミ・キュイ」

軽くスモークして、皮目だけをパリっと焼き、半生の状態。

香ばしさと身の甘味がたまりません。

それにしても、こんなにでっかい岩魚を食べるのは初めて

下にはこれまた大きな身のあさりと、その出汁のクスクス。

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てっちゃんの前菜は、鹿肉とフォアグラのテリーヌ。

付け合せの牛蒡のピクルスももちろん自家製。

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私はメインに夏鹿のローストをチョイス。

ブイヤベースと迷ったンやけど、、、

本日のお魚は真鯛ということで

「鯛なら明石鯛やろ~」と妙に突っ張った関西人どす

でも、この鹿肉もクセがなく、甘くて美味しい~

てっちゃんが選んだのは。。。

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岡村牛のロースト。

富士山麓の朝霧高原で育ったお肉は

赤身が多くても柔らかく、旨味たっぷり。

付け合せの、色々な調理をされたジャガイモもとっても美味しくて

お隣のショップで買って帰りました

そしていよいよデザート。

トレーに乗せた野菜や果物を見ながら説明を聞き、選びます

こーゆーのも、ちょっとしたお楽しみよね

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私は「瓜のアイスとブランマンジェ」をチョイス。

アイスクリームもブランマンジェもほどよい瓜の香りが

爽やかに感じます。

てっちゃんは「じゃがいものアイスとりんごのタルトタタン」

こちらは写真撮り忘れ・・・

ほっぽどジャガイモお気に入りなんやな~。

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ハーブティーとミニヤルディーまで頂いて、大満足。

午後からは日本平と静岡県立美術館に行きました。

静岡県立美術館は、あいにく入場時間が終わってしまったけれど

入り口にいたアトムと記念撮影。

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いっぱい歩いて、お腹をすかせて・・・

夜は清水港でサカナを食べるぞ~~~!!!

静岡にはシラスや桜海老、背黒イワシや金目鯛、まぐろなど

色々美味しいお魚があるけれど特に美味しかったのはコレ↓

Photo_10

鰹のはらこと鯵です

「はらこ」はまぐろで言うとトロの部分だそう。

いや~~~静岡は美味しいものいっぱいや~

山の幸&海の幸をたっぷり頂きました

そして、翌日はいよいよガンダム

前日からDVDを見て、しっかり予習していきました

講演を終えて、東静岡駅に着くと目の前にはガンダムが

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すんごい迫力

神戸の「鉄人」よりもデカイし

奈良の大仏さんに比べたら・・・ようわからんけど

とにかくでっかくて、すごかった

という訳で、静岡を満喫した二日間。

またまた食べてばっかりやったけど

美味しいだけじゃなく、色んなことを感じられた。

美味しい料理には、良い食材が必要で。

良い食材が育つには、山や畑や海が必要

健康な体は健康な食べ物からできるってことは

山や土や水や海が健康じゃないと

人間も健康になれないってことよね

そして、野菜や果物は、育てる人の手と時間にゆだねられてる。

「産地で食べるものが、どうして美味しいのか?」って答えは

もちろん素材が新鮮だからっていう理由もあるけれど

素材が育った環境を、自分も共有して感じながら食べれる

っていう理由も、ある

無意識でも、ヒトは五感を働かせて、そーゆーことを感じて食べてる。

「地産地消」は、地球に優しいだけじゃなく

食べるヒトの心も体も豊かにしてくれんや。

だから、自分の生活する場所に帰っても

育った背景が感じられる食材を使って毎日の料理を作れれば

きっと心も体も豊かになれるんちゃうかな

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たこフェリー

2010/09/23(木)

じゃじゃじゃ~~~~ん

ついに買ったで~、自転車

ずっと欲しかったんよね~。

これってやっぱり大阪生まれの人間の遺伝子やろか・・・

いやいや、これからはエコの時代やし

地球に優しく、運動にもなる自転車は必需品やん?

車で出かけるときにも積んでいけるようにと、

折りたたみ式の20インチを選びました。

私のは黒×赤のデザインやから、「ミラン号」と命名。

てっちゃんのは黒×黄のデザインやから「ユーベ号」です

まず手始めに、明石公園までサイクリング。

およそ6kmくらい?やけど自転車やったらのんびり漕いで40分くらい。

最後にキョーレツな坂道があって

まるで競輪選手のように駆け上がるっ

絶対に歩きたくない~~~~っっって、

誰かに言われた訳でもないのに

根性出して漕いでしまうのは、体育会の血のせいかなあ?

汗だくでアップ完了したら、1時間ほどテニス

やっぱり球技も楽しいよね~。

ボール投げられたら飛びついて走るワンコの気持ちがわかるわ

これぞ、スポーツの真髄。

しんどいけど、めっちゃ面白い

テニスが終わったら、ランチまでは時間があるので

「たこフェリー」で遊覧しよっか、とてっちゃんの提案。

Photo

明石から、淡路島までおよそ20分で到着です。

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ちょっと曇りやけど、イイ風が吹いて気持ちええわ~

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明石大橋の向こうには淡路島が。

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いつもは遠くに見えてる明石大橋の真下を通過。

淡路島に到着すると、降りるお客さんと乗るお客さんの入れ替えが

あったけど私たちはそのまま明石に戻ります。

せっかくやのに、なぜ?ってそれは

チーロのピザを食べるからさっ

この日もチーロは満席でしたが

ピザと前菜盛り合わせをテイクアウトして

朝霧の海岸で海を見ながらランチしました

腹ごしらえができたら、さて再び垂水に向けて

ミラン号&ユーベ号で出発

一服してから岩盤浴でたっぷり汗を流して

充実した一日でした

やっぱり体を動かすって気持ちいいな~

さあ~これからチャリラー生活の始りや

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一碗水(イー・ワン・スイ)

2010/09/14(火)

食べ仲間のTKDさんから連絡があり

大阪・堺筋本町にある中華料理店

「一碗水」での食事会に参加させてもらいました

こちらは、なっかなか予約が取れないお店やからめっちゃラッキー

カウンターの向こうではシェフがひとりで切り盛りしておられて

テキパキとした動きがキモチよく伺えます。

さ~どんなお料理が食べれるんやろ~

Photo

前菜は豚耳のゼリー寄せやハモのスモークなど。

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マグナムのシャンパンが進んでしまう・・・

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こちらはカニの卵白炒めにウニを乗せたお料理。

「ウニ」にてっちゃんの目が輝いてます

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スペアリブの煮込み

身の旨味と骨の近くのゼラチン質がぷるんぷるん

野生にもどった気持ちでかぶりつきます

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シメの麺は極細のちぢれ麺。

シンプルなスープに味がよく絡んでさっぱりしながら旨味ぎっしり。

満腹ながらもするりと食べれてしまう・・・

ホントにこの日もよく食べたわ

ワインも泡、白、赤とどんどん進み

さらに皆さん紹興酒まで

私は翌日から出張のため、ちょっと控えめにいただきました

やっと二日酔いの学習能力がついてきたか

や~なんかちょっと成長した感じで嬉しいわ

この心地よい酔いの感覚を、ずっと脳みそに刷り込んでおかなければ

それにしても、いつも紹興酒ってシェリーの味と似てると思う。

原料も違うのにな~。

私は甘くないお酒やから紹興酒の味は好きやし、

アルコール度数もワインと同じくらいやけど

ちょびっとしか飲めません。

日本酒も、味が濃厚すぎてもっとちょびっとしか飲めません。

どうしてワインのほうが進むんやろう?

味の「厚み」って関係あるんかな~

味覚って不思議・・・

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ジェノベーゼのピザ

2010/09/06(月)

日本代表 vs パラグアイ代表戦

サッカー観戦のお供は、プロジェクターで試合を見ながら食べれるものがいい。

ってことで、「チーロ」のピザをテイクアウトしたり、

ブルスケッタを作ったりしてたんやけど

今回はピザを作ってみよう!とチャレンジしてみました

ピザのソースは、トマトソースも美味しいんやけど

てっちゃんの大好きなジェノベーゼを作ることに。

せやけど、ジェノベーゼの必需品である「バジル」には

悲しい、悔しい思い出が・・・。

バジルとかハーブって、パックで買ったら高いし、余るやん?!

だからベランダでローズマリーを植えてたんやけど

やっぱりバジル欲しいな~と思って、苗を買って寄せ植えしてみました

新鮮なバジルがちょこちょこ料理に使えて、めっちゃエエわ~

と思ってたのに、ある日ひと見ると、小さな虫が・・・・

げええ~~~~

昆虫類さんには申し訳ないけど、私はアナタタチが大の苦手です。

ごめんやけど、ウチのハーブからは撤去させていただきます。

小さい小さい毛虫のような物体を、爪楊枝で丁寧に除去。

ところが、翌日またヤツがいるではありませんかっ

こりゃ~下手に出てたらアカン、と気合を入れて

丁寧に、ていねいに、除去。

ところが、翌日もまたヤツがいる。

しかも、増えてるみたい・・・?

そして毎朝の毛虫との格闘が始まりったんよ~

取り逃がしたヤツは、翌日にはすっかりデカくなってる。

自分の視力の限界に挑戦するつもりで、注意深く取り除く。

でも、ヤツらはまた増殖してる。

しかも、一番柔らかい新芽から食べていきよる

友達に相談して、薄めた酢を散布したり、コーヒーのカスをまいたりしたけど

一向に効果ナシ。

そして、バジルちゃんはだんだんと弱っていってしまったのでした。

新芽を食べつくしたヤツらは、硬い大きな葉をバリバリと食べつくしよる。

なんだか私はバジルを育ててるつもりやったのに

毛虫を飼ってるみたいな気持ちになって、、、なんて虚しい

そしてバジルを坊主にした毛虫たちは

今まで見向きもしなかったローズマリーまで食べてしまったのでした。

あ~~思い出したら、また腹が立つ

そんなわけで、それ以来バジルを見ると敗北感に駆られて

どうしても買う気になれんかったんやけど。

ジェノベーゼが食べたい!という食欲が勝り、今回購入することに。

食欲が乗り越えたトラウマ

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それにしても、ジェノベーゼはめっちゃ便利なソースですっ

今回はピザのソースにしたけれど

パスタのソースにしても美味しいし、肉料理や魚料理の味に

イマイチ、パンチがないな~ってときにはもってこい!

作るのもカンタンです。

バジル、にんにく、松の実をフードプロセッサーで砕き、

さらに塩、胡椒、オリーブオイルを加えて攪拌。

仕上げにパルメザンチーズとあえれば完成。

Photo_2

多めに作っておけば便利よ~

ところが、、、どんくさい私は松の実を買うのを忘れてしまって。

仕方なく、製菓用のクルミを代用しました

が、味に問題はナシ。

松の実よりも、クセが少ない感じかな?

ピザ生地は、強力粉、薄力粉、塩、砂糖、オリーブオイル、B.P.

を混ぜて寝かせたら完成。

こちらも超カンタン。

しっかり伸ばして

トマト、オニオン、モッツアレラをのっけて

キックオフにあわせてオーブンで焼きました

Photo_3

チーロとまではいかないけど

手作りの味は、また別格

「今度のザッケローニ監督もイタリア人やしな~」

と意味もなく納得しながら

二人で2枚のピザをペロリと平らげ、

期待の新人カガワ選手のゴールに歓喜し、

大満足の夜でした

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