« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2010年8月

夏の終わり

2010/08/31(火)

ああ、いよいよ夏休みも終わりやな~

明日からいよいよ後期の授業が始まります。

学生の頃は夏休みの宿題に追われてたけど

オトナになってからは後期の授業のテキスト作りに追われてます

つくづく思うことは、宿題と仕事のやり方ってのは同じで

「追い詰められないとできないタイプ」はオトナになっても

治らんのよね~

集中力で頑張るしかない!

そして、夏の終わりのイベントは

「ヴィッセル神戸 VS FC東京」観戦でした

Photo

ゲームは0対0のノーゴールで終わってしまったけど

この日は花火が打ち上げられるイベントがありました

Photo_2

近くで見る打ち上げ花火は迫力満点。

600発があっとうい間に終わってしまいましたが

後に残るのはさわやかな余韻

キレイやったな~という思い出はずっと残るよね。

翌日は東京でお仕事。

Photo_3

東京海洋大学の矢澤先生が主催する

「日本を健康にする!研究会」のセミナーです。

この日は「還元型コエンザイムQ10」がテーマでした。

コエンザイムQ10は、以前ものすごーいブームになって

その後、下火になってしまったけれど。

エネルギーを作り出したり、抗酸化作用を持つ大切な栄養素。

今回のは「還元型」ってのが大きなポイント。

今までの「酸化型」は食べても体内で還元型に変化させないと

ちゃんと働くことができなかった。

で、この還元力ってのが老化とともにどんどん低下していく・・・

今回は、そのまんま体内で作用できる「還元型」が登場したんです!

私は今回、コエンザイムQ10が豊富な食材を使った料理を

いろいろ提案させていただきました

Photo_4

こちらはレバ&ハツー入りミートソース。

普通のミートソースにレバーとハツを刻んで加えると

食感も良くなるし、コクも出て、上等な味になるんよね~。

赤ワインのポリフェノール、トマトのリコペン、パセリのビタミンCも

補えてバランスもGOOD。

そのほかにも色々とレシピを考えてみたのだけれど

気づいたのは、CoQ10が豊富な食材を使ってレシピを作ってみると

自然にそのほかの栄養素のバランスもとれるってこと。

これが、食事の大切さやと思う。

よく、「サプリメントや栄養補助食品って必要なの?」

って聞かれるけど、私は上手に摂ることは大切やと思う。

ただ、サプリ摂ってるから食事はどうでもいい・・・

っていうのは、ぜんぜん意味が違う。

食事には、色んな栄養素が一緒に摂れるメリットがあるし

何より、美味しく楽しく食べるって、心の健康には欠かせないやん?

だから楽しみながら買い物や料理して、美味しく食べて、健康に・・・

ってのがキホン。

だけど、どうしても忙しいときもあるし、

加齢とともに不足しがちな栄養素もあるし。

サプリや栄養補助食品も、上手に利用するテクニックが大切。

そして、そのサプリや栄養補助食品の

「質がいいこと」ってのが選ぶ時の絶対条件。

ストレス&長寿時代を元気に生き抜くには

加齢とともに失われるものをきちんと補うって大切よね

他にもビタミンCとか、ビタミンEとか、ポリフェノールとか、

大豆や果物に含まれる栄養素って大切やと思う。

さて、仕事を終えて神戸に帰ったら

その日オフだったてっちゃんが晩御飯を作ってくれてました

Photo_5

「えのきと豚肉のアボカドソース」

一番下にえのきのマリネ、その上に豚しゃぶ、

そしてわさび風味のアボカドソースが乗っています。

混ぜ混ぜして食べると、一体となった味の世界に・・・

えのきの食感、豚肉の旨味をアボカドのまろやかさが包んで

めっちゃ美味しいやん!

私には考えつかない料理やわ~

その豚肉のゆで汁を使ったもやしのスープ。

Photo_6

中にも豚肉が入ってます。

青ネギたっぷりが、やはりわが家風。

そして、私のリクエストのパエリア

Photo_7

今回はイカを丸ごと使って、さらに海老とピーマンをトッピング。

イカのワタと墨がいいコクを出してくれてます。

おこげの具合もちょーどエエ感じ

美味しくて、満腹で、充電満タン

明日からの授業も頑張ろうっと

固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)


串本

2010/08/28(土)

和歌山トレセンのDoiさんにお誘いいただき

串本の小学校で食育のお話をさせていただきました

串本は大阪や神戸よりも涼しくてちょっと驚き

そして、講演のあと連れて行っていだたいた料理にさらにびっくり

地元のお魚が食べたい・・・というリクエストに登場したのは

Photo

バルタン星人

と思うようなでっかいエビ

「せみえび」というそうです。

ハサミ?前足??の部分が広がって前にせり出して

なんだかビート板で泳いでるみたい・・・

しかも、お刺身になってるのにパタパタ動いてます。

左右に離れた小さな目もキョロキョロ動いて、

心斎橋の「かに道楽」を思い出すな~

「かわいそう」と「美味しそう」が入り混じった複雑な気持ちやけど

やはり「美味しそう」という本能が勝ります。

食べてみると、すんごく美味しいっ

甘エビみたいに身が甘くて、しかも歯ごたえがしっかりしてます。

この「せみえび」、どっかで聞いたことあるな~~~と思ってたら

そうそうそう!以前に出会ってたことを忘れてたわ~。

Photo_2

須磨水族館でお目にかかっておりました。

まさか、こんな形で再会できるとは・・・運命って不思議

(てっちゃんはずっとずっと、このセミエビが食べたかったそうで

 ものすごーく悔しがっていました

さらに「あさひがに」も登場。

Photo_4

ボティービルダーのようにむっちりした身です。

せみえび、あさひがには、後ほど赤だしとしても頂きましたが

とってもいいお出汁で大満足。

さらに、お刺身もたっぷり

Photo_5

ヨコワにマグロのカマのあぶったもの、もう一種類は、、、

忘れてしまったけど、聞いたこともないような名前のお魚でした

やっぱり海の幸は美味しいな~

そして朝ごはんもゴージャス

Photo_6

マグロ、タコのお刺身に名物のサンマの押し寿司、

ナスとつみれのにゅうめん、出汁巻き卵、お味噌汁・・・

みんな手作りのお料理です

こんな日は、ローフードもひとやすみ

そして、すぐに大阪に戻らなアカンかった私を

「せっかくやから・・・」とDoiさんが駅に向かうついでにドライブしてくれました

これが、本州最南端

Photo_7

同じ海やのに、見慣れている垂水の海とはぜんぜん違う景色。

垂水やと、視界に必ず明石大橋か淡路島、もしくは大阪湾が入ってくるけど

ココはな~~~んにもさえぎるものがない!

水平線が広がってます

「地球は丸い」って実感できるような海の景色。

Photo_8

こちらは「橋杭岩」というのだそう。

車を止めるとおっちゃんが説明書きを持って来てくれます。

それによると、昔々、弘法大師が天の邪鬼と賭けをして

一夜のうちに橋を作ろうとしたのだけど、偽の鶏の鳴き声のせいで

中断されて杭だけが残ったんだそう。

そう言われてみれば本当に杭みたいよね。

本当は、岩が隆起してできたんだそう。

地理の授業を思い出しました。

お土産には串本名物・儀平菓舗の「うすかわ饅頭」

をいただきました

Photo

手作りにこだわって作られたあんこは

とってもお上品で優しい甘味

その土地の美味しいものをいっぱい頂き、

素敵な景色も見ることができて大満足でした

Doiさん、そして小学校の教頭先生や先生方も

ありがとうございました

最近の子供たちはお魚が苦手・・・ということを

よく聞くけれど、なんか寂しい。

いつでも、どこでも、何でも食べれるってことは便利やけど

その反面、その土地ならではの食文化も

だんだん少なくなってしまうのかな?と思うし。

海に囲まれた国に住む私たちなんやから

「お魚大好き」な味覚や食文化を

子供たちにも受け継いでもらいたいな~と心から思います

今度はぜひてっちゃんと

セミエビを食べて熊野古道を歩きに行きたいな~

固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)


集中講義 in 関西医療大学

2010/08/23(月)

今年も行って参りました!関西医療大学

サッカー協会のDr.Mがいらっしゃる学校です。

私は夏休み中の集中講義に伺ってるんやけど、何でかってゆーと

学校が遠いから

熊取にあるんやも~ん!

なので3日間、湾岸線をぐる~~~とドライブしながらの通勤と

朝から夕方までぶっ続けのハードな授業が

なんだか夏の恒例行事になってきました

お楽しみはなんと言っても最終日の調理実習

アスレティック・トレーナーを目指すみんなで

「試合前に糖質がたっぷり食べれるメニュー」と

「トレーニング期の筋肉もりもりメニュー」を作りました

毎回ドキドキするのは、学校の食堂を貸して頂いて料理すること

Photo

プロ用の強力ガスコンロ

さらにご飯を炊くのも業務用で、最低でも2升からしか炊けない・・・

「2升って、何?」とイマドキの学生さんたちは一瞬目が点です。

しかも、軽量カップもありません。

そこで、一合と1カップの違いやら、重量と容積の違いやら・・・

算数の授業もしながら計算していきます。

ホントにコレでちゃんと炊けるんかな~とドキドキしながらも

大成功

Photo_2

試合前の糖質たっぷりメニューは

チャーハンに豚肉のサラダ冷麺に冷奴にわらびもち

というメニューに。

野菜もたっぷり食べれて低脂肪やし、なかなかヘルシーやん

Photo_3

こちらはトレーニング期の筋肉モリモリメニュー。

メインは牛ヒレステーキなんて!

ちょっと贅沢すぎるんちゃう~~~?

とにかくみんな、なれない厨房で足りない食材をフォローしながら

ホントによく頑張りました

基本的に私は放置プレイなので・・・

あまりすべてをお膳立てするのは好きじゃない。

もちろん器具の煮沸やアルコールでの消毒やら

基本的な食中毒予防は心がけてますが

生徒さんたちにはなるべく自分たちで考えて欲しいから。

だってスポーツの合宿や遠征先っていうのはいつもアウェイな環境やから。

現場ではアウェイな環境でも、何かが足りなかったらあるもので代用したり、

色んな工夫してアレンジして、ナンガナンデモ何とかしていかないとアカン。

だから若者の柔らかい脳みそで、ピンチを克服できた経験が

いつか将来で役に立ってくれるんちゃうかな?って思うんよ

見てたらハラハラして、ついつい口や手を出したくなるんやけど

グッと我慢して見守ってます

色んな問題を乗り越えて完成したらなおさら美味しいしね。

料理を作る楽しさ、みんなで食べる楽しさ、味わってもらえたかな~?

と思ってたら、事務局の方々も頑張る生徒さんたちの姿を見て

「来年は、もっとたくさん作ってもらって、職員もみんなで食べませんか?」

と言ってくださいました

それ、めっちゃいいですよね~

だって、料理って誰かのために作ったほうが絶対に美味しくできるもん!

食材の準備やら、色々ご迷惑をおかけしてるのに快く引き受けてくださって

それだけでもありがたいのだから・・・

学生さんたちもきっと、日ごろいろんな方に支えられてるってことを

学ぶイイ機会になるでしょう

今から来年が楽しみやわ~

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


お盆休み

2010/08/21(土)

あっという間にお盆休みは終わってしまいましたが

猛暑はまだまだ続いとります

今年のお盆休みは何しよっか~どこ行こっか~

とてっちゃんとアレコレ相談したのですが、、、結局おうちでのんびり。

普段、なかなか家でゆっくり過ごせないからな~

おうち大好きやし、のんびりしよっか!と意見はまとまったものの

体育会系の私たちは「のんびり」してられへんのよね~

休みの日に限って朝早く起きて、行動開始

買い物に行くとたまたまイイ鯖を発見

鯖寿司を作りました

Photo

最近、「ごま鯖」はようみかけるけど「真鯖」はなかなかおらんのよね~。

前に一度、まるまる太ったいい真鯖を見つけて買って帰ったんやけど

さばいてみたらなんと!お腹にイワシが丸ごと入ってた

どうりでお腹がパンパンやったと思ったら、、、

でも、イワシを丸ごと食べる鯖ってすごいよね。

あまりに悔しいから、そのイワシも料理してやろーかと思ったわ。

鯖寿司は、まず3枚に卸した鯖を塩でしめます。

このときに砂糖を混ぜると、塩がきつくなり過ぎなくていいのよね。

その後、酢でしめて、骨をとって皮を引いたら完成。

案外カンタンです

シャリはヘルシーに五穀米入りで。

ウチは砂糖控えめ、酢はわりとしっかりが好み。

と、ここで食欲に点火

前から行ってみたかった元町の「パティスリー・モンプリュ」へGO。

てっちゃんと私が最初に目をつけたケーキがコレ↓

Photo_2

下がシュー生地になってて、その上にブリュレがのっかってます

ぽよ~んとした見た目とおり、ブリュレは柔らかめでラブリーやわ~

その後は濃厚なチョコ系に。

Photo_3

ピスタチオとチョコのムース。

けっこう濃厚なピスタチオの風味に上のカリカリがアクセント

Photo_4

こちら、見た目はシンプルやけど、スパイスや塩が効いてて

オトナなチョコの美味しさを満喫。

「パティスリー・モンプリュ」は、浦和でお世話になったパティシェの

朝田シェフに教えてもらってずっと行きたかったんよね~。

フランスっぽい味のケーキを堪能させていただきました

甘いものの次は、、、しょうゆ味

垂水のお母さん、YUKIちゃん、Kyonちゃん、Sou君、てっちゃんと

明石の魚の棚へGO

ココに来たらやっぱり明石焼きよね~。

そして、記念撮影。

Photo_5

やっぱり食い気に走ったお盆でした・・・

が、食べてばっかりじゃないんよ

みんなで行った海遊館、私とてっちゃんは

暑さと混雑から逃れて隣のアイマックスシアターへ

コレが見たかったんよね~

Photo_6

ハッブル天体望遠鏡が捕らえた宇宙画像のドキュメント

何億光年も離れた宇宙の映像が、しかも、3Dで見れてしまうなんて

しくみはまったく理解できへんけど、とにかく感動

自分がまるで、宇宙遊泳してるみたいに思えてくるし

何より、こんなにもデカくて、広くて、果てしない宇宙の中に

生きてることが信じられない気分になる。

なんだか、自分の存在がちっぽけに感じて、私なんて生きようが、死のうが、

たいした出来事じゃない?って思うと寂しくなったり。

いやいや、こんなちっぽけな自分の悩みなんて、たいしたことないや~って

変に前向きになったり。

そして、この地球の存在や、そこに自分が生まれてきた当たり前のようなことが

本当はすんげ~~~~~キセキなんやって感謝の気持ちでいっぱい

になりました

あまりの楽しさに、私とてっちゃんはもう一本の映画も見てしまいました

こちらは恐竜モノで、小さい子供は大画面の3Dで飛び出す恐竜に

喜びまくり、あちことで座席から手を伸ばしてた・・・

てっちゃんは、ハッブル打ち上げの映像があまりに凄くて

自分も立ち上がりそうになってたって言ってたけど

それにしても、海遊館の混み具合にくらべてアイマックスシアターは

あまり人気がなく・・・しかも年内で休館してまうなんて、もったいない!

海遊館に行ったら、ぜひオススメのスポットやわ

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


比良山荘

2010/08/12(木)

今年も行って参りました!「比良山荘」

私の大好きなお店です

その時々で、旬の美味しいものを食べさせてくれるんやけど

この時期はなんと言っても「鮎」

いつものメンバーが、出町柳で集合し、タクシーで約30分

山の中を走っていくと、どんどん景色が緑になり、

キレイな川が見えたり、テンションが上がっていきます

その環境や建物のたたずまいまで、ロケーション抜群なのも◎

さあさあ、料理のスタートや~~~

Photo_2 

まずはジュンサイのお吸い物でほっこり

とぅるんっとした食感が心地よく、昆布の利いたお出汁がカラダに染みます。

Photo_3

続いての八寸は、見た目にもキレイやわ~

鮎のうるか、天然のキノコ、イノシシの自家製燻製など

美味しいものがいっぱい詰まった宝箱みたいや~

中でも私が大・大好きなのが「鮎のなれ寿司」

なれ寿司が始めてなてっちゃんは大丈夫???

とちょっと心配したら、、、めっちゃ美味しそうに食べてました

さすが、ブルーチーズやウオッシュチーズが好きなだけあるわ~。

Photo_4

鯉の洗いも、比良山荘のはぜんぜん臭みがないんよね。

やっぱりキレイな水に住んで、自然ないいエサ食べてるからやろね。

そして、いよいよ・・・待ってました、鮎の塩焼き!!!

Photo_6

思わず、写真もデカくなりました

ひとり8匹の鮎の塩焼き。

外がカリっと、遠火でじっくり焼いてあるので骨までカリカリ。

だけど、身の味もしっかり、ほっこり。

何度かに分けて出されるんやけど、最初はしっかり目にやいてカリカリ、

だんだん火入れが優しくなって、違う美味しさが楽しめるのも心憎いわね~。

もお、私は比良山荘の鮎が好きで、好きで、たまりません

生きてて、良かった~と思える味です

さらにさらに

Photo_7

鮎ご飯の登場

みんなのテンションも最高潮で、アントニオ猪木さんのテーマ曲が流れそう

大人げなく、みんな「おかわり君」で、キレイに完食。

食べてしまうのが残念なくらい、美味しかった・・・

そして、せっかく比良山荘に来たら寄っていきたいお店があります。

Photo_8

「花折」の鯖寿司です。

Photo_9

鯖街道沿いにあるのも、なんだか情緒あるよね。

それにしても、昔の人は魚を背負ってこの鯖街道を通って

京都まで運んでたと思うと、ものすごいスタミナやな~と関心します

そして、私の食欲も、我ながらすごいと関心します。

出町柳に着いてからも、せっかくやからと「ふたば」へ!

Photo_10

学生の頃は毎日のように食べてた「豆餅」

えんどう豆がちょっと固めで、ほんのりした塩味もアクセントに。

お餅の柔らかさも、たまりませんな~

さらにさらに、京都のあまりの暑さにカラダが求めるのは・・・

Photo_11

宇治金時でした

京都の味覚を満喫した一日。

ああ、明日からまた頑張って働こう・・・

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


味覚の記憶

2010/08/03(火)

7月最後の土曜日、滋賀県の草津にある「みのり保育園」に伺いました

父兄の方々対象に食育講座でお話させていただいたんですが

その前に園長のラッドキ岸本先生とお会いして

みのり保育園の取り組みについてのお話を聞いて、とっても共感&感動しちゃったわ

みのり保育園では、給食もすべて手作りだそうで

一日に20品目を取り入れ、化学調味料も使わず、お砂糖も煮魚以外は使わない、

など薄味で食材の持ち味を生かした料理をされているそう

なんだか、そんな料理を毎日食べてる子供たちが羨ましい・・・

って一瞬、思ってしまったわ~

しかも、お父さん、お母さんが仕事で帰りが遅くなるときは

夕食も出しておられるとか!

やっぱり、食事は生活のリズムを作るから、栄養だけじゃなくて

タイミングってのも大切やもん

特に幼児期は脳の神経が発達するから、

夜更かしせず、ちゃんと睡眠を取るってものすごーく大切よね。

最近は、夜遅くのコンビニやらファミレスでも

平気で小さい子供さんを連れてる大人を見るけど・・・

なんだか子供たちがかわいそうになる。

ちゃんとカラダは成長したいのに、そのチャンスを奪われてるような気がする。

やっぱり大人が与える環境ってすごい影響するよね。

仕事で遅くなって、帰ってから料理をして、お風呂に入れて、寝かしつけて・・・

って忙しいお父さん、お母さんにとっては

栄養バランスが良くて美味しい食事が保育園で食べれたら安心よね~

みのり保育園では「あそび」「食事」「睡眠」のバランスをしっかり作り、

小学校までに苦手なものでも食べれる力をつけて、

将来、世界で活躍できる子供たちの土台作りを目指しているそう

ラッドキ岸本園長とお話していると

子供たちの成長にとって大切だと考えることがまったく一緒で

すごく嬉しく感じたのと同時に

それを実践し続けておられることに敬服し、

とても勇気を与えられました

特に味覚について考えるとき、私はいつも自分の小さい頃のことを思い出します。

私が嫌いだったのは、きゅうり、にんじん、ピーマン、ひじき、おから、、、

色々あったけれど、ウチでは全部食べるまで「ごちそうさま」

を言わせてもらえなかった。

飲み物も、ご飯のときは必ず「お茶」やった。

子供の頃は、それが嫌やったけど、今は心から感謝しております

おかげで好き嫌いがまったくなく、何でも食べれる

こんなに食いしん坊なオトナに成長しました

小さい頃の経験で、味覚が成長していくって、実感するのは

例えばひじきやおからが食べたくなるとき。

あんなに嫌いやったのに・・・不思議なもんです。

中でも一番の変化は「牡蠣」やな~。

カキフライの衣だけでも臭いが嫌で、涙目で食べてたのに

今では大好物になってしもた~~~

先日も、出会ってしまった、コレ

Photo

岩ガキちゃんです

この香りが、甘味が、ミネラルの味が、、、

あんなに嫌いやったのに

どうして、こんなに美味しいんやろ~~~~?

味わいながら、何度脳みそに訊ねてみても

「美味しい」と返事をします

ホント、子供の頃の経験って、大切よね~

味覚の記憶って、不思議よね~~

サッカーだって、野球だって、どんなスポーツだって、

いやいや、スポーツだけじゃなく、どんな人にとっても

「好き嫌いなく食べれる味覚」って

おもちゃよりもお洋服よりも大切な

子供たちへのプレゼントやね

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)


« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »