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2010年7月

ナッツ好き

2010/07/31(土)

セミの鳴き声で目が覚める今日このごろ

夏やな~~~って感じがして季節感って意味ではエエけど

昆虫類が苦手な私にとっては、実物は見たくない・・・

小さい頃は喜んでセミ取りしてたのに、今では昆虫全般が苦手になってしもうた

カブトムシも、私にとってはただの分厚いゴキブリです

せやのに、、、、朝、ベランダにセミがいたっ

ぎゃ~~~~~

洗濯物干せないやんかっっっ

どいて~~~、どっか飛んで行って~~~って念力を送りながら

にらみ合うこと数分。

ビクとも動かん。

目があったみたい、うえっ気持ち悪い~~~

サブイボ出まくり

仕方なく、てっちゃんを呼んで、セミをどけてもらいました。

(イジメてへんよ。別の場所に移動してもらっただけやもん

暑くなると、いろんな虫が出てきて嫌よね~。

と、そんなとき、友人のめーちゃんがプレゼントをくれました

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自家製の唐辛子で作った飾りは

窓際に吊るしておくと虫除けになるし

下からちぎって料理に使える可愛くて便利なスグレモノです

さっそく、ナスの味噌炒めのアクセントに唐辛子をつかっちゃいました

暑いときは、スパイス効かせると食欲出るよね~

料理を作るときに私が心がけてるのは、味付けだけでなく

香りや食感を大切にしたいな~ってこと。

アクセントがあると塩分控えても美味しく食べれるしね

私はサラダや和え物にもナッツ類をよく入れます。

くるみやアーモンドを炒って砕いて、料理の仕上げに散らすと

カリッと香ばしくなって満足感が出ます

擦りゴマ、炒りゴマなんかもよく登場します

私もてっちゃんも、無類のナッツ好きっていうのもあるけど

そんなナッツ大好きな私が最近お気に入りのデザートがコレ↓

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こっこの黒い物体は何???

と思いますが、チョコレートのコーティングにフォークを入れると・・・

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な~んと、中身はほとんど、すべて、ココナッツ

こんなにもココナッツ満載のお菓子って初めてやわ~

「カランダッシュ」のケーキはどれも食感に工夫があって大好きやけど

ココナッツ好きの私にはたまらんお菓子を発見してゴキゲンです

ナッツだけじゃなく、献立やらメニューを考えるときも

食べ物の食感や香りを大切にしたいな~と思う。

同じ味が続かないように、酸味がある料理を加えてさっぱりさせたり、

汁物を添えてほっこりしたり、上手にメリハリをつけないと

いくら一品一品が美味しくても、同じ系統の味が続くと

のぺ~~~っとした印象になってしまうと思う。

料理同士の引き算、足し算を考えて献立を立てると

無理なく、もっと美味しく食べれるはずよね

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旅のおとも

2010/07/26(月)

先週は出張続きやった・・・

埼玉、東京、そして名古屋

移動が暑くて熱くてたまらん

渋谷なんて、人がうじょうじょいてるし、歩道橋歩いてたら汗だくやったわ~

埼玉でも東京でも「大阪のほうが暑い」って言われたけど

大阪ってわりと地下道が整ってるやん?

だから直射日光の下での移動って少なくて済むもんっ

汗だくになって移動するからには、何か楽しみ作らないとね~

今回のお土産は、パティシェの辻口さんの「アン・フロマージュ」を。

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ふんわりチーズケーキの下には粒あんが。

ご実家が和菓子屋さん、という辻口さんならではのデザートやね

そしてそして

旅の一番のお供は「読書」でっせ

最近は、勉強のために読まなアカン本ばっかり読んでて

読みたい本を封印してたから、その欲望がムクムクと・・・

昔から、試験の前になると急に掃除したくなったりするやん?

まさしくあんな感じやけど、

仕事にも関係ある本やしな~なんて都合のいい言い訳まで考えて

読んだ本はコレ↓

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やっぱり、サッカーって奥深いな~

サッカーの育成って、大切やな~~と思わされる本でした。

その中で書かれている「サッカーの技術」を

「食育」や「食べる技術」と言い換えて読んでみるとさらに興味深いです

と、このへんからタガが外れて本欲が止まらなくなってきてしもた。

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とりあえず、流行モンから。

「ばかや」のマスターにオススメして頂いた本やけど

う~ん。心が痛い・・・

やっぱり「ちゃんと生きてる」人が幸せになれる世の中でないと・・・

と心から思いました。

映画化されるそうで、主人公がツマブキ君ってのが私にはイメージ合わんなあ。

成宮くんのほうがぴったりな気がするけど、どやろ??

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こちらはしっとり系。

ちょっと切なく、そして心温まるお話。

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もひとつ、しっとり。

藤沢周平は、やっぱり私にはシブすぎるかな~。

武士の時代も、今の時代のサラリーマンも、

あまり変わらないのかも・・・なんて。

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そして、しっとり、というよりは熱い涙が流れる系。

「壬生義士伝」の第二次大戦版、といった感じかな。

今の世の中に生きる若者には、ぜひ読んでもらいたい一冊。

しかも、これがあの「探偵ナイトスクープ」の放送作家であり

番組にも何度か登場している百田さんの作っていうのがビックリでした

スミソニアン博物館に行きたくなるわ~

なんて思ってたら。

ゼロ戦、ではないけれど、戦車と遭遇

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ええっ?たっ、助けて~~~

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と、言うのは冗談ですが

名古屋の守山FCにてスポーツ栄養の講習会をさせていただきましたが

その開催場所が「守山自衛隊」やったんです

初めて自衛隊の内部に潜入(?)して

めっちゃワクワク、ドキドキでした

今の日本は平和やけど、だからみんな幸せな国、

という風にはなかなか行かないね。

自殺する人が多かったり、うつ病などの心の病も深刻。

こないだは30代のニートが多いってニュースでやってた

ビートたけしさんは「働かなくても、死なないからだ」って言ってたけど

まったくその通りやな~と、てっちゃんと二人でうなずいてた。

「働く」ということは、義務だけじゃない。

仕事であれ、家事であれ、子育てであれ、

自分の役割ってとても大切。

だれかの役に立ててるって、嬉しいことやもん

自分の個性や特技を使って、誰かの役に立てて、そのお金で生活できる。

そういう仕事は「儲かる」とか「楽」とは違うけれど

それに増す「ヤリガイ」があるもん。

「失敗は、ワクチンのようなもの」

と、ある人の言葉にあった。

それを乗り越えるための、ちょっとした痛みなんやから。

チャレンジして、失敗しても乗り越えて、

「自分のしたいこと」と「自分が社会のためにやるべきこと」が

同じになれたら、それが天職なんやろな~。

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実践?スポーツ栄養

2010/07/19(月)

先日、開催されたスポーツ栄養研究会の総会。

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さまざまな研究が発表され、さまざまなお話が聞けて

とても貴重な体験でした

シンポジウムでグリコーゲンローディングについて質問したんやけど

それを聞いて、色んな方が話しかけてくださって嬉しかったわ~

スポーツ栄養の現場って、同じ仕事の人となかなか出会えないから

色んな現場の栄養士さんたちと知り合いになれたのが一番の収穫かも?

あるシンポジウムである先生が

「スポーツ栄養も、結果を出さないと認めてもらえない」

と強調されていたけれど、、、、私にはギモン

だって、私が携わっている育成年代では、結果が全てではないから。

もちろん結果も大切やけど、目先の勝敗だけにとらわれたらアカンよね。

指導者は、選手の成長をサポートする立場やねんから!

そーゆー意味で、スポーツ栄養っていうのは

「選手の努力を無駄にしないために」絶対、必要やと思う

同じトレーニングをしても、何を食べるかで効果が変わってしまう。

ヘタしたら、単なる疲労や怪我の原因になってしまうんやから。

勝つために大切なことは、色々ある。

トレーニングの仕方やテクニックを磨くこと、戦術もあるし

運だって大いに勝利に左右する。

食事もそのうちのひとつなんやから、勝つために必要な準備に違いないやん?

そして、先週はガンバ大阪の育成世代の指導者の方々に

栄養のレクチャーに行ってまいりました

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栄養を語るには、まずそのスポーツの特性を知らねば・・・

とその昔、ボール回しに加わってボロボロになった私。

おかげでサッカーが大好きになり、サッカー選手に必要な栄養についても

色々考えることができるように・・・なれたかな?

ガンバの皆さんは、すごく熱心に聴いていただいて

私もそれに応えてさらに熱い気持ちでお話しましたっ

そしたら質疑応答もいっぱい飛び交って参りました

うひょ~、なんかエエ感じに濃厚な時間・・・

ぜひぜひ、成長期の選手たちの体づくりに役立てて頂きたいと

心から願っております

さらにさらに、、、夏、と言えば「熱中症予防」

梅雨明けとともに、熱中症のニュースが飛び交ってます

そんな中、私も海の日のお休みを利用して、

久々にジョギングに行って来ました

まずは、走る前に300mlの水分補給をちゃんとね。

準備運動も忘れずに・・・

垂水の海岸に出ると、すっかり海水浴シーズン

チビッコたちも、ビキニのおねーちゃんも、楽しんでおられます。

そんな姿を横目に、私は暑苦しいジャージでホッホッとジョギング

5分経過くらいから、汗が吹き出てきた

25分くらいで、ヨレヨレになってきて・・・

ふと見ると、またまたニワトリさんに遭遇

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むむむっまるで昔流行った「ネス湖のネッシー」のように

走り回る鶏の影の映像が・・・

ここはいったん、ジョギングを中止してニワトリ撮影や~!

っと、頭の中でBGMは「カワグチヒロシの歌」に。

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今度はどうだっ!

色鮮やかな雄鶏をカメラに収めました

しかも、最初に見つけたときは2羽やったのに、3羽に増えてた・・・

卵がかえったのかな?

いずれにせよ、最近もずっとJRの車窓から動体視力を鍛えるために

ニワトリを探し続けてきたけれど、久々にアップで見れてなんか嬉しいわ~。

そして、ジョギング再開

暑さでヨレヨレになりながらもジョグを続け、予定どおり60分でおうちに到着

頭もクラクラ・・・やったけど、

しっかり水分補給したら、10分くらいで体力が回復

やっぱり、水分補給は重要やな~

グリコーゲンの回復に、糖分とビタミンCも一緒にね

昔は走るの大嫌いやってんけど、ある時から楽しくなった。

それは、ストレス解消できるから・・・かな。

考えても仕方がないってわかってるのに、悩んだり、悲しかったりするとき

走ることで、心の辛さを体に移行できる感じがするんよね。

そして、いいアイデアが浮かぶからってのもある。

せやけど、こんだけ猛暑になってくると、気をつけなアカンよな~。

運動だけじゃなく、海辺や、蒸し暑い部屋の中でも水分補給は大切。

だって、私たちの体の60%は水分で、

水が飲めなかったら2~3日しか生きれないんやから。

普段から、ちょこちょこ水分を補給する習慣をつけとかないとね

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夏ばて対策

2010/07/18(日)

やっと梅雨があけた~

と思ったら、めっちゃ暑い

せやけど、撮影ではもう秋冬の料理でした

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豆乳鍋は、骨つき鶏肉の出汁でコラーゲンたっぷり

お肌だけじゃなく、血管も若返るわよ~

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雑穀入りのミネストローネは

食物繊維やミネラルたっぷり

心もカラダも暖まります

・・・ってちゃうちゃうっ

まだまだこれからが夏・本番や~

で、で、夏を元気に乗り切ろうってゆーと

やっぱり鰻よね~ウ・ナ・ギ

ナイスなタイミングで浜松で講演のお仕事をいただき、

お土産に鰻を買って帰りました

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うなぎ丼をほうばって、パワーついたかな?

静岡って、うまく言えないけど行くたびに「気」を感じるわ。

なんてゆーか、すごく空気の流れが良くて心地良い感じがする。

もちろん、静岡の人たちもその気候を同じくらい

暖かくって、楽しくって、大好きな場所です。

お仕事でいろんな土地に行くけれど

日本の地方のパワーって、実はスゴイって感じる。

都会は、便利なのは良いけれど

なんでもごった煮にした、濁った出汁の雑炊みたいな感じがする時あるな~

大阪に住んでるときは、そーゆー「ごっちゃな感じ」も

違和感なく普通と思ってたんやけど

海のそばの垂水に住んで、感じ方が変わったのかも?

垂水と言えば、このごろ時間があるときは

スーパーじゃなくて市場で買い物をします。

私は市場が大好きで、外国に行っても必ず市場をうろつきます。

活気があるし、その土地の食べ物や旬がわかるし、

お店の人との会話も楽しめるしね。

で、こないだ八百屋さんで「青ネギちょうだい」って言ったら

「はいよっ!いっぱいネギ食べてスタミナつけてや~」とオバチャンが。

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これで一把

しかも、50円

もう、ここまでくると「安くて嬉しい」を通り越して

「重くて大変」で、笑けてしまう

片腕にネギの束を抱えて、なんとか帰りました

もともとウチは、ネギをたくさん食べるんやけど

この量を消費するには「ネギ焼きしかない

と、2日連続でネギ焼きが晩御飯になりました

ネギにはビタミンB1や、それを長持ちさせるアリシンが豊富。

糖分をどんどんエネルギーに変えて

スタミナアップにはもってこいの食べ物

特に暑い夏は、冷たい飲み物やアイスクリームなどで

糖分ばっかり摂ってしまいがち。

でも、糖分を燃やすにはビタミンB1が欠かせないから

しっかりビタミンB1を補給しないと

ガソリン満タンでもエンスト・・・みたいになって

カラダが重く、だるくなっちゃうんよね。

だから、夏ばて対策にはビタミンB1をたっぷり摂るのが一番

ビタミンB1は、ネギやにんにく、うなぎ、

それから豚肉にもたっぷり含まれてるんよね

カラダが重いな~とか、ダルイな~って感じたときは

ビタミンB1たっぷりのスタミナ料理で夏を乗り切りましょう

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W杯 閉幕・・・

2010/07/13(火)

今朝も3時半から、眠い目をこすりながらのワールドカップ観戦

スペイン対オランダっていう組み合わせが興味津々やったし

互いにパスの美しさを誇るチームの戦いは

どんな風になるんやろ???

と思ってたら、案の定スゴイ戦いやった

パス、パス、パス・・・の早いボールの動きに圧倒。

こんなんで90分持つの?っていうくらい!

さすが、ワールドカップの決勝

私はもともとスペインのサッカーが好き。

(っていうことは= バルサのスタイルが好きってことになるかな?)

見ていてキレイやし、攻撃的な面白さも満載やし。

チームワークとテクニックの両方を極めてる感じがたまらん

せやけど、オランダも惜しかったよね。

いつものロッベンなら絶対決めてるシュートさえ外してしまうなんて

きっと「優勝」の文字が脳裏に浮かんだときには

自然に力んでしまうんやろな~。

全体的にはスペインの攻撃をうまく封じてたのに。

サッカーの試合を見てると「運」を感じずにはいられない。

あと数センチで、バーに当たって入らなかったゴールや

ひとつのパスミスやトラップミスが原因で得点を与えることになったり。

だけど、よく考えてみると「ほんのわずかな差」というのは

決して偶然じゃないんやろな~とも思う。

とっさの判断、無意識に体が反応するプレーが勝敗を分けるってことは

無意識を鍛えることがいかに大切か、ということ。

無意識を鍛える・・・っていうのは、つまり体に染み込むくらい練習すること。

細部にまで意識を集中させて、体に刷り込んでいくことが大切。

だからこそ、「勝負は細部に宿る」んやろうと思う。

スペインが優勝したってことは、日本にとっては嬉しいことやしね。

だって、サッカーは体格が大きいほうが有利って思われるけど

日本人とほとんど体格差がないスペインが優勝したんやから!

それで、日本はスペインと育成の契約をしたから

これからの日本のサッカーの成長がますます楽しみ

それにしても、ワールドカップの決勝戦というのは何度見ても泣けてくる。

勝者の喜びと、敗者の悔しさが浮き彫りになる瞬間。

その試合の盛り上がりと、ワールドカップが終わってしまう寂しさが

入り乱れてなんだか涙が出てくる

特に今回は、日本代表の活躍もあって

たくさんの人がハートを熱くして、ひとつになって盛り上がったからね。

(イニエスタが決勝ゴールを決めてジャージを脱ぎ、

亡き友ハルケの名前を書いたアンダーシャツを見せたときも・・・号泣

その気持ちを忘れないで、自分の生きる世界のパワーに変えよう

サッカーボールを蹴れば、言葉が通じなくても

世界中の人たちと笑顔を交わすことができる

美味しい料理が作れれば、言葉が通じなくても

世界中の人たちの笑顔を引き出すことができる

だから、サッカーや料理って

世界平和を実現できるものなんやって思う

さあ、今度は4年後のブラジルでの日本の活躍を楽しみに、

そして2022年、もう一度日本でのワールドカップ開催に向けて、

あのときの感動を未来に繋ごう

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すっぱい世界

2010/07/07(水)

夏になるとすっぱいものが食べたくなる

蒸し暑いから、さっぱりしたものが食欲をそそるのかな?

ともかく、お酢は糖分の吸収もゆっくりにしてくれてダイエットにもいいし

もっとお酢を上手に使おう

ってことで、先日「お酢」を使った料理の撮影がありました

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今回はマルカンさんオススメの「おろし酢」を料理に合わせます。

そーそー、この「おろし酢」がミソなんよ

たっぷりの大根おろしにお酢、少量のお塩を混ぜたもので

色んな料理にた~っぷりかけると、めっちゃヘルシーで

さっぱり美味しく食べれるんよね~

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さらに紫蘇を入れて、ハンバーグに乗っけるとこんな感じ

紫蘇のさわやかな風味が食欲を引き立ててくれるんよね~

他にも、焼き魚には青ネギを混ぜて

ポークソテーには刻んだパプリカを加えて色鮮やかに、、、

と色んなバリエーションが楽しめます

特に夏場はお酢を使った料理がオススメ。

っとゆーのも、汗で失われるミネラルの吸収をお酢が高めてくれる

そのほかにも、とっても大切な役割を果たしてるんよね~。

味覚を育てるってのも、そのひとつ。

もともと「酸味」は本能的には「腐ったものを見分けるためのもの」

なんやけど、毎日の食事で食べなれることで「好きな味」になっていく。

そうすると、自然な食べ物の味の良さがわかるようになる。

これは私の勝手な意見やけど

自然の食べ物、上質な食べ物っていうのは、味が複雑やと思う。

例えば、甘酸っぱいみかんという自然の食べ物と、

缶ジュースの味を想像してみたら・・・

加工品のジュースは、甘いだけのシンプルな味やけど

自然のみかんには、甘さだけじゃなく、さわやかな酸味や

皮の近くには苦味もあったり、複雑な味がするはず。

最近は、何でも「糖度が高い」ものがもてはやされるけれど

本来は、酸味や苦味があるもののほうが自然であり

甘いものだけが世の中に増えていくっていうのは

それだけヒトの味覚が単調になってしまうんちゃうか?って心配な気もする。

自然なものの美味しさを教えてくれるわずかな「酸味」や「苦味」は

経験しなければその美味しさがわからないから。

だから、子供の頃から身近な食事で

すっぱい味を知っておくってのは、大切なことなんよね。

だから「おろし酢」なんか、大根という野菜もたっぷり食べれるし。

何より手軽

大根おろすのは、お手伝いしてもらったりして

この夏は、どんどん乗っけて食べたいな~

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引越しパーティー

2010/07/05(月)

キッチンスタジオを引越しして、やっとこさ~落ち着いた感じ

ホンマに引越しって、気力と体力とお金を消耗するわ~

今年は自宅の引越しもあり、

中学の同級生・たっきんが勤める「アリさんマークの引越し社」

の皆様にはホンマにお世話になりましたが、

引越しは、もう当分、遠慮しときます、、、

せっかく家具も揃ったし、今月は撮影が多いので

キッチン慣らしも兼ねて「引越しパーティー」をしました

Photo

前菜は私が担当

トマトとモッツアレラのカプレーゼ、

天然ブリのカルパッチョ、

蒸し鶏のサラダ仕立て

せっかくなのでシャンパンを・・・

く~~~~っ

たまらん!!!

そして、いもっちはリクエストに応えて「手打ち麺」を作ってきてくれました

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卵黄が多めのぜいたく麺。

シーフードとトマト、白ワインのシンプルなソースで調理されると

さらに麺の美味しさが際立ちますっ

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さすがいもっち!!!

いもっちの料理はいつもめっちゃ美味しいし、

手際もいいし、惚れ惚れするわ~

あまりの美味しさに、今度は「手打ち麺教室」をしてもらうことになりました

ワインはまず、あっちゃんからのブルゴーニュ

Photo_4

これがまた、たまらん美味しかった・・・

ブルゴーニュといっても色んなワインがあるけれど

私はやっぱり昔ながらの造り手がスキ。

一番好きなタイプは、「永谷園のマツタケのお吸い物」の香りがする。

・・・って言うと、笑われるかもしれんけど、ホンマです。

私のワインへの最上級のホメ言葉は「永谷園」

このワインも、「永谷園」

たぶん、フランス人やと「キノコの香り」とか「湿った土の香り」

なんて表現するんやろうけど。

ワインの味覚や嗅覚は経験の中からしか表現できない。

色んなワインを飲んでいくうちに経験する「美味しい出会い」の中から

新しく出会った美味しさの表現をする宝探しみたいなものやと思う。

だから、私はだ~いスキなワインを表現すると

「永谷園」になってしまうんよね

ワインの師匠・TKDさんによると

「その土にいる微生物の影響による香り」らしい。

こんな風に、その土地で育ったものでしか表現できない風味

=「テロワール」

があるから、同じブドウ品種でも、育った土地や気候風土、育て方によって

ぜんぜん違った味になるんよね~。

これって、人間も同じ?

遺伝子で決められた性質もあるけれど、育った環境や出会い、経験によって

それぞれの個性や性格や才能が変わっていくんやろうね

女性に例えるなら、鈴木京香みたいな

そして、ボリ君からは正反対のタイプのワイン。

Photo_5

力強くって、これでもか~~~って挑んでくるような。

土のパワーも、太陽の光も、いっぱいいっぱい濃縮されたワインです。

女性にたとえると、米倉涼子みたいな感じ・・・

メインの料理は、またまた私が担当。

「牛すね肉の赤ワイン煮」です。

Photo_6

垂水にある「森谷商店」の牛すね肉です。

森谷商店と言えば、元町のコロッケが有名やけど

私はここの牛すね肉がお気に入りで、煮込み料理のときには欠かせません

いや~それにしても、たらふく食べて、飲んで、

友達といっぱいしゃべって・・・・幸せな夜

やけど、お腹いっぱいになりすぎて・・・

いもっちと、てっちゃんからのチーズとデザートが入れへんっ

みんなでわけわけして、お持ち帰り

別腹にも入らんくらいの満腹感を感じたのは

きっとみんなで過ごした楽しい時間で、心が満たされたおかげやろね~

皆さん、ありがとう

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心ひとつ

2010/07/01(木)

日本代表がパラグアイに負けてから、なんだか脱力感を感じてしまいます

惜しいところで負けて、めっちゃ悔しいって気持ちは山盛りやねんけど

2002年のドイツ大会のときのような虚しさは感じないのが救いかな

なんてゆーか、悔しいけれど胸を張れるってゆーか。

テレビを見ながら、きっとたくさんの日本国民は感じていたはず。

グランドに立っている訳じゃないけど、そこに自分がいるような気持ちになったこと。

そして、みんなが心から声援を送る「一体感」を。

バカ騒ぎしてる若者たちにさえも、

「な~んや、普段はシラけてそうやのに

みんなホントは熱くなりたかったんや」って。

あんなにも「心ひとつ」になれた感覚って、今までなかった

それはきっと、選手たちのプレー、言葉や表情から、

彼らの気持ちが伝わってきたからやと思う。

そして試合を重ねる毎に目に見えて成長していく選手たちを見て

すがすがしい気持ちになれたよね。

長友選手なんて、どんどん顔つきが変わっていったもんね。

私が印象的だったのは、試合後の松井選手。

普段はクールな彼が、あんなに悲しそうに涙を流しているなんて

「本当にたくさんの人が応援してくれて、感謝してる。

 病気の人たちも・・・(ここでまたウルっときてる姿がイジラシイ)

 自分たちのプレーでたくさんの人に勇気を与えたかった。」

というインタビューの言葉に、また泣けてきた

そして本田選手は感謝とともに

「応援してくれた人も、批判してくれた人も、

 すべてが僕たちに必要な力だった」

マイナスを転じてプラスを生み出す彼の力が現れた言葉やと思う。

高校3年生の選手権で負けたときも、キャプテンだった彼だけは

泣かずにほかの選手を励ましてた。

その時からずっと、彼には結果が出なかったときにも

自分に足りないものを考え、克服できる力をつけてきたのだろう。

その心の強さが、PKのときのあの余裕感を出してるのかもしれない。

彼はもっと未来の自分を見てる。

だからからこそ「決めて当然」な雰囲気を

自然にかもし出せるんやろうね。

一方、長谷部選手は

「この仲間とともにプレーできたことを誇りに思う。

 ほとんどの選手はJリーグに所属しているので

 応援してくださった日本の人々も、引き続き

 Jリーグの試合にも足を運んでもらい、応援をお願いしたい」

なんとゆー素晴らしいコメント

きっと、テレビを見てたお母様方は、石川遼クンともども

「あんな息子が欲しいわ~」と思ったことでしょう。

サッカーに興味を持っていただいた皆さん、Jリーグを応援しましょう!!!

こーゆー選手たちの言葉は、考えて出てくるものではなく

普段からの気持ちがその中に自然に現れてくるもの。

それぞれの夢と責任を胸に、精一杯戦ってきた選手の皆さんに

心から感謝と拍手を送りたいと思います

そして、そして、岡田監督の第一声は

「素晴らしい頑張りを見せてくれた選手たちを勝たせてやりたかったけど

 それができなかったのは、自分の責任」

そう、「勝ちたかったけど」ではなく、「勝たせてやりたかった」んです。

この言葉にも、岡田監督がどれだけ選手たちのことを想っているかが

現れてるんやと想う。

昨年、岡田監督の講演を聞く機会があったんよね。

そのとき、岡田監督は

「自分は情にもろい性格だとわかっている。

 しかし、それが監督としての弱さになってはいけない。

 だから、選手と食事をしたり、飲みにいったりは絶対にしない。

 結婚式にも、出席しない。

 本当は誰だってみんなに好かれたいし、仲良くしたいだろうし、私も同じ。

 だけど、監督は、チームが勝つためには、選手を切り捨てることもしなければならない。

 だから監督を引き受けるときに、選手との付き合いも絶たなければいけないと決めた」

ということを話していた。

その話を聞いて、普段のシブイ表情の奥には

いっぱい熱い気持ちがあるんやな~~~と思ったんよ。

そしてデンマーク戦のあとの監督のインタビュー。

「試合中、アベをどうするかという指示を選手に出したが

周りがうるさくて声が聞こえなかった。

 しかし、選手たちは自分たちで考えて、その対応をしてくれたことが嬉しかった」

これこそが、選手たちの成長の証やと思う。

2002年ドイツ大会のときは、監督の指示をあおぎ待っているときに

スキをつかれて失点してしまったんやから

「指導者の考えを、自分たちで考えて、実践できる」

これほど指導者冥利につきることはないでしょう!

なんだか「アンカーウーマン」という映画を想い出しました

女性アナウンサーを目指す女性への

プロデューサーであるロバート・レッドフォードの厳しい指導!

しかし、彼女の成長とともに二人の間には愛が芽生え・・・

というベタなラブストーリーですが、私は結構好き

いやいや、人を育てるための本当の愛情には厳しさも大切なんよね~。

日本代表が与えてくれた勇気を胸に

私たちも日々、チャレンジし、楽しみ、失敗しても立ち上がり、

切磋琢磨して進化しなければね

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