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2010年3月

手巻き寿司パーティー

2010/03/30(火)

ちょっと遅ればせながら、、、、

垂水の部屋の完成記念パーティーってことで

お母さん、てっちゃんの妹Yukiちゃん、姪っ子Kyonちゃん、甥っ子Sou君が

遊びに来てくれました

何を作ろうか、、、色々悩んだんやけど「手巻き寿司」に決定

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みんなの好みを聞いて、材料の買い物に行って。

美味しそうな甘エビを発見

てっちゃんが甘エビの頭とミソで出汁をとってお味噌汁を作ってくれました

寿司飯には、炒りゴマを混ぜて香ばしさをプラス。

さあさあ、巻いて巻いて~

みんなで食べると、断然おいしいな~

デザートには、チョコレートケーキ

土台の生地は私が焼いて、デコレーションはKyonちゃん、Sou君、

supported by てっちゃんの共同作品

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真っ赤なイチゴを最後にトッピングして、完成

料理の美味しさって、素材や味付けももちろん大切やけど

どんな風に食べるかでも、ぜんぜん違うから不思議やな~

みんなで楽しく食べるって、それだけでめっちゃ楽しくて美味しい

いつもとちょっと違うことしたり、美味しい喜びを感じると

脳が活性化するらしいから

きっと楽し~美味し~瞬間には、脳ミソの中の電気信号

ビュンビュン飛び交ってるはず

そんなちっちゃな日常の喜びを感じるのも、ひとつの能力かもしれん。

忙しい毎日、やらなければならないこと、時間に追われてばかりじゃあ

身近な足元にある本当に大切なことに気づかないまま、

遠くばかりを見てるみたいで。。

順序が逆よね

今与えられてる大切なことに気づいて、大切にして

そんな感謝や安心感があるから、

未知の世界にチャレンジできる

逆に言えば

誰だってずっと変わらずにいることはできないから

「今」にしがみつくのではなく、チャレンジし続けなければならない。

特別なことじゃなくても、身近な日常にはまだ気づかない大切なことがいっぱい隠されてる。

生きるってことは、それを見つける宝探しなのかもしれない

不安を小脇に抱えながら、エイって飛び出す勇気を持って踏み出せば

気づかなかった宝物が見つかるはず

成長した自分に出会えるはず。

身近な幸せに気づいていても、

誰だって「今」に留まることはできないから。

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手前味噌

2010/03/29(月)

よーこちゃんに伝授してもらった味噌作りにチャレンジ

蒸して潰した大豆、塩、麹を混ぜます。

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美味しくな~れ~って気持ちを込めて、せっせと混ぜ混ぜ

鼻歌はEXILEの「銀河鉄道999」

カラオケで歌うと、EXILEのつもりやけどゴダイゴになってしまう

「さあ行くんだ~その顔を上げて~

っていうフレーズを歌うと、

不安で躊躇してるときに一歩踏み出す勇気をくれる気がする

ウチのお味噌も立派に熟成して、未知の味を表現しておくれ~~~

ゴールデンウィーク明けくらいには食べれるかな~

そういえば「モーツアルトを聞かせて熟成させた生地を使ったカレーパン」

ってのを売ってたけど、モーツアルトやとなんか軽い味になりそうやし

モーツアルト効果で頭がよくなったり、ミスが減ったりっていうのが

研究されているらしいけど、私はモーツアルトはイマイチやねん

やっぱりベタと言われようが、ショパンがええな~

ショパンは「ピアノの詩人」と言われるけれど、私には「演歌」っぽい感じがする。

ラフマニノフとか・・・

よく言えば「ドラマチック」って感じと言うか。

キレイなだけじゃなくって、どこか中身が濃いのがぐっとくる。

映画もフランス映画みたいにオシャレやけど、見終わって

「で、何が言いたいねん?」って思うやつより

マンガみたいにオチがちゃんとあるイタリアっぽい映画のほうが好き。

「レオン」なんて、日本人が見たら「必殺仕事人」みたいやん?

音楽やら映画やら小説やら建築やら

「作品」にはきっと作った人の性格が出てるんやろな~。

「銀河鉄道999」を歌いながら作った味噌は

テツロウみたいに真っ直ぐで力強い味になるんかな?

メーテルみたにさらっとキレイな味いなるんかな??

BGMより混ぜた人の影響が大きいなら・・・

私の味ってどんなんやろ?

少なくとも、サラっとキレイってのは、ありえへんな~

ふと熟成中のお味噌を見ると、目があったような気がした

よーこちゃんが作ったお味噌は、丁寧で親切で優しい味がする。

「大丈夫?美味しいかな?塩加減とか、薄すぎたりしない??」

って、気遣ってくれる声が聞こえてきそうな気がするくらい。

よーこちゃん、大丈夫やで。

あなたの優しさは、充分すぎるくらい周りの人にも伝わってるよ。

だけど、見ていてどこか私の心が痛くなるのは何でやろ?

もっと、自分のために生きて欲しい。

よーこちゃんが自分の人生を、自分自身のために楽しんで生きれたら

きっとあなたの家族も、もっと自分自身のために楽しんで生きれるような気がする。

逆に言えば、それを示せるのは、よーこちゃんの生きかたなんよ。

いつか、よーこちゃんがくれる私のお手本となるお味噌から

「どう、美味しいでしょ??喜んでもらえると嬉しいわ~」

って、自信満々な声が聞こえてくるのを、楽しみにしてます

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味噌マカロン VS ぬれおかき

2010/03/27(土)

久しぶりにエエお天気

やったので、なんとなくカレーを作りました

私が好きなのは、日本風のとろ~りとしたカレーより

サラッとしてるけどコクがあるアジア風のカレー

今回は鶏もも肉と野菜たっぷりでヘルシーに。

塩、胡椒をした鶏もも肉の表面を香ばしくソテーして取り出します。

余分な油を拭いて、同じ鍋にみじん切りにした玉ねぎ、にんじん、セロリ

を加えて軽く塩、胡椒し、弱火で鍋底の旨味をこそげながらじっくり炒めます。

カレー粉、ガラムマサラ、ターメリック、クミン、生姜など好みのスパイスと

小麦粉を振り入れて混ぜ、粉っぽさがなくなったらワインを加えます。

角切りにしたトマト、しめじを加えて鶏肉を戻します。

スープを加えて煮込み、いい感じになったらココナッツミルクを投入。

ひと煮立ちしたら塩、胡椒で味を調えて・・・完成

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んんん~ココナッツミルクがマイルドで、トマトの酸味もエエ感じ

辛いもん食べたら、甘いもんが食べたくなる~

という本能の求めるまま、デザートに突入

てっちゃんが買ってきてくれた「グラモウディーズ」のマカロン

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これ、食べたかったんよ~~~~

ピエール・エルメで働いてたというフランス人パティシェのお店らしくて。

てっちゃんのセレクトは

バナナ、プラリネ、クレームブリュレ、ジンジャーアプリコット、味噌

「絶対美味しいってわかってるやつは選ばんかった」

というマニアックなチョイス

一番美味しかったのはクレームブリュレ

そして以外にも、味噌がエエ感じやねん!

赤味噌の塩味がチョコの底辺に潜んでる・・・って感じかな?

マカロンを始めて食べたときは

クッキー版「ぬれおかき」やと思ったけど

どくとくの食感がいつの間にかやみつきになるから不思議や。

ってことは、日本通のフランス人もいつか「ぬれおかき」に出会って

やみつきになるんやろか???

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金沢リベンジ

2010/03/26(金)

先週はせっかく羽咋まで行ったのに美味しいものも食べれず

やったので心に未完了を残してはいけないっということで

OFFを利用しててっちゃんと金沢リベンジ旅行に行ってきました

サンダーバードに乗り込み約2時間半で金沢到着

まずは金沢の美味しいものが集まる「近江町市場」で

どんな食材があるのかを下見

うっひょ~いるいる!!!美味しそうなお魚たち

ますます期待が高まるやん

ランチは行ってみたかった「みつ川」でお寿司を頂きました

6席ほどのカウンターの向こうで真剣に押すしを握る職人さん、

それを頂くお客さんもなんかめっちゃマジな雰囲気で・・・

根っからの関西人の私らは「沈黙」に弱い

写メを撮るのもはばかられる空気の中、

それでも私らは小声で話しながら「お任せコース」を頂ました。

平目、イカ、小鯛、がすえび、こはだ、中とろ、

ばい貝、ヅケまぐろ、穴子、かわはぎ、ウニ、のどぐろ、の12カン。

「順番に覚えてるか脳トレみたいやな」とか言いながらペロっと完食

だって、めっちゃ美味しいねんもん

ほとんどが塩だけで頂くのだけれど、かえって魚介の甘味や

それぞれの繊細な旨味が引き立って、食べるのもったいない!!!

「いか」は、厚みを3枚にスライスしてから細造りに。

「がすえび」は市場でも見たけど、金沢や富山で春に食べられる海老だそう。

穴子も軽く煮込んで炙ってあり、塩でいただく。

肉厚の食感と旨味。

かわはぎは肝を乗せて。

最後の「のどぐろ」は、さっと炙って手巻きスタイルで・・・・最高でした

小ぶりでおじょーひんなお寿司やから、たぶんもう一周食べれたやろな~。

写真がないのがホントに残念。

だって、写メとったらKYと思われる雰囲気やってんもん

こんなんじゃーやっぱ、カメラマンにはなれんかったやろな~

昔、カメラマンのアシスタントをしていた頃によく言われたわ。

どんなときにもカメラを向けるのに躊躇してたらカメラマンなんかできへんって。

やっぱ根性ないわ・・・・

でもさっええねん。心のアルバムに焼き付けてとこーっと

さてさて、腹ごなしに兼六園へ

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信じられないけれど、金沢駅近くのホテルで荷物を預け、

近江町市場、片町にある「みつ川」には徒歩で行ったんよね

兼六園に向かうときにバスに乗って、びっくり

ようこんな距離、歩いたよな~~~~

「にんじんをぶら下げられた馬」の状態やったから?

脳は明確な目標設定があると頑張れるんやな~

兼六園から21世紀美術館、金沢城を歩きまわり、そろそろお腹の虫が・・・

晩御飯は旬の食材を炭火焼きでいただける

「金沢あぶり焼き 味の蔵」に。

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すみ入りの塩辛

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お刺身は、生のホタルイカ、富山のまぐろ、ぶり、のどぐろなど。

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生ホタルイカは地元ならではの旬の味やな~

のどぐろも、生で食べると焼いたのとは違った甘味。

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どじょうの串焼き

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のどぐろ

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能登牛

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30cmもある巨大なぶりかま

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〆はすじこ茶漬けで

いや~食べた食べた、めっちゃ美味しかった~

いっぱい歩いて、見て、食べて、古都を満喫

で、翌日は町を散策

輪島塗、加賀友禅、金箔、九谷焼き。

「和」の世界はやはり日本人に一番しっくりくるものがある。

海外に行くと感じるのは、その文化の素晴らしさももちろんやけど

むしろ和を感じない環境だからこそ、

あらためて日本の文化の素晴らしさが感じられるんかもね。

そういう視線で見ると、金沢の文化ってのは

京都ともちょっと違った煌びやかさがある。

食べ物だって、京都は都から海が遠かったから

保存法や調理法が発達したんやろう。

だから良い食材がある場所にはかえって美味しい料理がない、なんて言うけれど

金沢は食材と文化の両方に恵まれた土地なんよね

さて、石川県立美術館では、辻口さんのカフェに。

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玄米入りチョコレートムースに、プラリネのシュー

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金沢赤ワインのいちぢくコンポートが入った生姜風味のレアチーズ。

ほっこりひといき・・・してる間に

あっという間に帰りの時間になり、最後のお仕事であるお土産探しに。

近江町市場では、のどぐろの一夜干し、ぶりの味噌漬け、

ほたるいかの沖漬け、さばのいしる干し、などなどを買い込んで。

さらに帰りのサンダーバードで食べるお昼ご飯を購入。

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「あわび」という文字を、私の周辺視野は見逃さなかった

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あわびの旨味がたっぷりのご飯。

そして、デザートは・・・・

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生麩まんじゅう

もちもちした食感がたまらんわ~

最後の最後まで食べてばっかりやったけど

文化も食も満喫した金沢弾丸ツアーでした

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羽咋

2010/03/19(金)

さあ、何て読むでしょう???

いきなり、何やねん!?

て感じやけど・・・行って来ました

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羽咋と書いて「はくい」と読むそう。

石川県は金沢からもう少し、輪島のほうに行ったところです

垂水からは、片道6時間弱かかったわ

その分、たっぷり景色を楽しんで、睡眠とって、本も読めたけどね

ホントはついでに温泉でもゆっくり入って~って思ったんやけど

そういうわけにも行かず、日帰り

せめてお土産くらいは買いたいよ~

と、サンダーバードに乗り換えの金沢駅であれこれ物色

美味しいものがいっぱいあり過ぎて困るやん!!!

結局選んだのは、晩御飯にすぐ食べられるコレ

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「ますのすし」ではなく、「ぶりのすし」

やっぱり金沢は「ぶり」やんね~

金沢名物「かぶら寿司」みたいに上にかぶら漬けが乗ってて

これがぶりの旨味の後味をさっぱりさせてくれて

さらにシャリの味付けも濃すぎずチョー美味い

「ますのすし」は小さい頃、父が出張のお土産に買ってきてくれたことがある。

切り分けて食べるスタイルがケーキみたいで

「ケーキのお寿司」って喜んで食べたな~

そして今は神戸に住んで、瀬戸内海のお魚を頂いてますが

日本海のお魚もまた違った美味しさがある。

以前、隠岐の島の原稿を書いたときに調べたら

昔むかし、日本は大陸と繋がっていて日本海は湖やったらしい。

それで山陰地方の海では独自の生態系が今もあるんやて。

なるほど。

それに日本海の荒波みの中で育ったら、身も引き締まって美味しいはず。

そう思うと、なおさら悔しい

ぶり、のどぐろ、甘えび、、、

いっぱい食べたかったなあ

ぜひいつか、リベンジするで~

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フェスティバル♪

2010/03/16(火)

週末はてっちゃんと辻調理師専門学校のフェスティバルに行ってきました

今年の卒業生たちが、企画・製作した料理やお菓子が勢ぞろい

色んなクラスの料理が並んでるけど、やっぱり担当した生徒さんたちの

料理が食べてみたくなるわ~

まず最初は14クラスのサンドイッチから行ってみましょ~

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ローストチキンと、ローストビーフのオープンサンド

チキンは皮はたっぷり、身はジューシー

ビーフも固まりのローストを目の前でスライスしてくれてゴージャス感あるわ~

パンにもこだわって、三ッ星シェフのロビュションのお店のものだとか。

サンドイッチって、色んな味が口の中でひとつになる美味しさがたまらん

そして04クラスのお茶で一服。

いただいたのは「オルツォ」

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イタリアのカフェではよくある飲み物で

麦から作ったコーヒーとココアの間?みたいな味。

ミルクでいれて、ちょっと懐かしい「ミロ」のような感じかな。(古い?)

その後は、01クラスの巻き寿司に行ったり、

20クラスの鴨どんぶり、海老チリをいただき、

にぎり寿司教室では板前さんの気分で「にぎり寿司」のにぎり方を

実際に教えてもらいました

そして中華エリアに突入

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18クラスは「点心爛漫」というタイトルで5種類の点心がいただけます。

アツアツのできたてをほおばって・・・

さらに23クラスでは贅沢な肉まんとデザート

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天使のえびやら銘柄豚、銘柄鶏を使った肉まんに

ミルクがとろ~っと出てくる揚げ菓子。

いや~おなかいっぱい

心残りは21クラスの「三味一体」で和洋中の3種類の鶏料理やけど

私は夕方から体育協会の講義があいタイムオーバー

JUNちゃんたちの料理食べたかったんやけど・・・

てっちゃんが代わりに居残りで食べてきてくれました

フェスティバルでは普段の授業では見られない生徒さんの姿に出会えるのが楽しみ

料理作ってるときの真剣な表情とか

お客さん待たせないように必死な姿とか

やっぱり一生懸命な姿っていいよな~

特に若者は、汗かいて駆け回ってる姿が一番いいと思う。

本人たちにしたら「余裕な感じ」のほうがカッコイイのかもしれないけど

本当はそうじゃないんやで~

そう、若者だけじゃないよね。

その人の素敵な姿は「一生懸命」なところや「無意識」に現れる。

だからスポーツは人の心を惹きつけるし、

無意識の言葉や表情の中には普段からのその人のあり方や

本質があぶりだされるんやと思う

・・・って生徒さんたちの姿を見てて、あらためて思った。

無意識の私って、どんな感じやろ???

授業や講演で話をしていると、どんどん夢中になっていって

そういうときの私はめっちゃ無意識やと思う。

で、あとから「早口になりすぎた」とか「大阪弁丸出しやった」とか

「言い方や表現が違ったやろか?」とか色々思い返しては

反省したり、凹んだり、恥ずかしくなったりしてるけど

悲しいことに、無意識ってのは、意識して変えられるもんじゃないんよね~。

じゃあ、どうしたらええかっていうと

普段からの自分を磨くしかないんやと思う

「指導者は、学ぶことを辞めるとき、教えることを辞めなければならない」

というオシム氏の言葉はほんまそのとおりやと思うし

学ぶだけじゃなく、

食べること大切にしてる?

豊かに生きてる?感動してる??頭と身体、使ってる???

毎日を大切に、一生懸命に、生きてる?

色んなことを自分自身に問いかけてみる。

生徒さんたちは、春が来ると一年の区切りがあるけど

私自身はこの一年、何ができたやろう?

彼らに出会った一年前のことを思い出し、

そのときの自分と今の自分を比べると気づくことが色々ある。

彼らの成長に与えられた一日でした

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ぎょうざ

2010/03/11(木)

まだまだ寒い日が続きます

関西ではめったに雪が降らないけれど

テレビでは関東だけじゃなく、島根県あたりでもめっちゃ積もってるみたいで。

子供の頃は雪が降ったらものすごーく嬉しくて

外で走り回って自分を雪まみれにしたり

空に向かって口をあけて雪を食べてみたり

積もったら雪合戦やら雪だるま作って遊んでたけれど

近頃じゃ~環境汚染のせいで雪食べるのも危なそうやし

電車や飛行機が止まったり遅れたら、、、と心配ばかりやわ~

雪がきれいだな~・・・・

って、純粋に思うにもココロの余裕が必要やねんね

料理もゆっくり楽しみながら、そして寒い日に元気が出るものを・・・

ってことで昨夜は「ぎょうざ」を作りました

ぎょうざを包む作業って、なんか好き

小さい頃は母やばーちゃん、兄貴たちと一緒にぎょうざ包んだな~。

子供にとったら料理って意識はなくて、むしろ粘土の延長みたいなつもりやけど

ぎょうざを包む時間って、手はふさがってるけれど口は使わないから

自然に会話が生まれるんよね

何もかも、便利で時間短縮がいいんとちゃうよね~

昨日はひとりでボ~~~っとしながら、お気に入りの音楽を聴いて

ぎょうざを仕込んでおりました。

料理するときの音楽選びも面白い。

ゆったりした気持ちでやりたいときは、ジャズやらノラ・ジョーンズ、

夏にはボサノバなんかがいいけれど

料理の撮影なんかでテンションあげたいときは

ボン・ジョビやらエアロスミス(古い???)、

最近ではやっぱ、マイケルジャクソンがええね

エアロスミスでみじん切りしたらめっちゃ早いで

昨日のBGMは「SUPERFLY」でゴキゲンなぎょうざになりました

大きめの皮で、具をいっぱい詰めたぎょうざ!!!

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黒豚のひき肉と、きゃべつ、ニラがたっぷりで栄養満点や

昨夜はてっちゃんと二人で30個をペロリと平らげました

関西で「今日の晩ご飯はぎょうざやで~」って言ったら

家族総出でぎょうざを100個単位で作って

ひたすら焼いて食べるのが普通。

ご飯にお味噌汁に、ぎょうざ。

でも、関東なんかでこの話をするとめっちゃびっくりしはる・・・

関西では晩ごはんに同じように「お好み焼き」も「たこ焼き」もするし

それが当たり前と思ってたんやけどな~

みんなで包んで、エンドレスのように焼いてはたべるぎょうざも、

ホットプレート囲むお好み焼きやたこ焼きも

家族のだんらんにはぴったりで、焼きながら会話もはずむこと待ちがナシ

全国展開でおすすめやで~

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いちご煮ごはん

2010/03/10(水)

青森出張のあと、かっちゃんがお土産に・・・と送ってくれた「いちご煮」。

最初に聞いたときは、イチゴを煮るってどーゆーことよ???

と思ったんやけど、実はあわびとウニを煮た贅沢汁と判明

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あわびとウニなんて、夢の饗宴や~~~

うほうほと、昨夜の晩御飯に。

付属の食べ方では、そのまま温めて・・・と書いてあったけれど

その美味しさをさらに増量すべく、ご飯に炊き込んでみました

こーゆーとき、つくづく自分の貧乏性を感じる・・・

炊き上がりは、大成功

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うひょひょ~~~磯の香りたっぷり

いっただっきま~~~~す

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増量計画は大成功

美味しくて、食べ過ぎてしまう

というのを見越して、おかずには鰆の味噌漬け、お味噌汁にプラスして

たっぷりのサラダを添えました

てっちゃんがそのサラダを見つめて、「こーゆーのをブログに乗せたら?」とつぶやく。

というのもウチではたいていサラダを食べるときはどんぶり鉢やから

てっちゃんはいつも多いんちゃう?と思うらしい。

でもちゃんと残さずに食べてるからエライね。

メインの料理はお肉もお魚も、そのときによって献立は変わるけれど

ゴージャスなお肉だって美味しくヘルシーに食べるには

たっぷりのお野菜を添えるのが一番やと思うんよね~

そういえば前に、サッカーの仲間の間でこんなことがあったな~。

サッカー協会の技術委員会の会議のあと、みんなで居酒屋に行ったとき、

「最近、メタボが気になるから、今日はタマがヘルシーなメニューを選んでくれ

と言われたんよね。

それで私は大豆料理やら、野菜料理を中心にオーダーしたんよ。

で、料理が運ばれてきたらみんな

「なんじゃこれ~~~葉っぱばっかりやんけっ

 馬ちゃうねんからこんなんばっかり食うてられへん、肉や、肉くれ~

と、結局いつものように好きなものをオーダー

その日以来、私はみんなで食事のときにメニューを持つと

「タマがオーダーしたら野菜ばっかりやから、メニュー見んでええで

と取り上げられる始末。

ちゃうやん!?みんなヘルシーなやつ頼んでって言うからやん???

ホンマ、かなわんわ~

植物でも、動物でも、同じ。

生きているものの生命をいただいてしか、私らは生きていかれへん。

だからこそ、偏らず、感謝して、美味しく頂くことが大切やんね

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あやむ屋

2010/03/08(月)

やった~!!!

ついに終わった、確定申告・・・

毎年、この季節になるとやってくるストレスの元やけど

無事に終えることができてやれやれ

一週間分の便秘が治ったみたいな気持ちや~

あ~スッキリ

そして、久々に仕事が早めに終わったてっちゃんから電話があり

梅田で待ち合わせ

せっかくなので何か美味しいもの食べて帰ろうってことで

福島にある「あやむ屋」に行きました

スキー選手であり、テニス仲間でもあるN君のお兄さんの焼き鳥やさんやけど

ブレイクしてからなかなか予約が取れないお店になり

その日はラッキー

丹波地鶏を使った鶏メニューは食べたいものばっかり・・・

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お造り盛り合わせは、ささみ、砂ずり、ハツ、レバー

ごま油、醤油、白醤油でいただきます

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レバーのたれ焼きは鮮度のよさがわかるくらい

ギリギリの火入れ。

たれの味も濃すぎず、素材の味が楽しめます

ホワホワしてて、レバー好きにはたまらんな~

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こちらは「つなぎ」と言って肝臓と心臓を結ぶ部分やとか。

プリンプリンの食感に旨味が濃くてこれも美味

古伊万里風の染付の器もいいわん

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白子の醤油焼き

思ったほど濃厚ではなく、淡白なお味。

食感はプリっとサクっとって感じです。

フグやらタラの白子っていうよりは、鮭の白子に近いかな?

初めて食べたんやけど、いい意味で予想外に美味しかったな~

でも、もしかすると「イモ虫」ってこんな味かも???

なんて想像してしまった・・・・あ、横でてっちゃんの冷たい視線

ささ、お次の料理は何やろ~~~~

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レバーのパテ

豚さんなんかのパテよりはあっさりやけど旨味が濃くていい感じ。

この日は車やったからワインが飲めなくて、残念

その他にも色々いただきましたが、

「うずら卵」は、ラーメンの煮卵みたいに黄身が半熟でトロトロ

焼きものメニューはすべて火入れが絶妙やったわ~

脳みそと胃袋を満足させたら

翌日は食べた分のコレステロールを減らすべく、ジョギング

垂水の海岸をいつものように走ってたら・・・・何あれ???

何でこんなところに、鶏がっ!!!

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嘘みたいやけど、、、、やっぱり鶏がいる。

公園の植え込みの横でコッコッコ~と歩いてる。

飼い主らしき人もおらず・・・

昨夜私らが食べた鶏が化けて出たんかいな?と一瞬思ったけど。

未だ、どうしてここに鶏がいたのかは不明やけど。

鶏にご縁があるこのごろ、、、、でした

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ある休日

2010/03/06(土)

やっとやっと、待ちわびた休日

最近近くにできたヤマダ電機へちょっとお出かけ

それにしても、どーして男性って電気屋さんが好きなんやろ?

てっちゃんやウチの兄もそうやし、周りの男性にも多い気がする・・・

てっちゃん曰く「電気屋さんには男のロマンがある」んやて

ホンマかいな?!

「家電芸人」ってのもあるくらいやから、やっぱそうなんかな~?

私はキカイ全般に弱いし、取説読むのも苦手やから、不思議やけど。

特にオーディオ関係は、興味津々みたいやな~

ブルーレイとか、3Dテレビとか、あたらしーもんがいっぱいやし。

女性が雑貨屋さんに行ったときみたいなモンなんかもね

帰り道、せっかくやからと「カランダッシュ」へ

今回選んだのはこちらどす

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前にも食べたっけ。

中にはチョコのムース、下にはサクサクのメレンゲ。

まったりチョコは、上質さがわかります。

そして何よりメレンゲやナッツとの食感がたまらん。

このお店のケーキは、食感が工夫されてるのが私好み

滑らかの中にサクサク、やカリカリ、のアクセントがあると

食べたときに味の奥行きが出てまるで3D効果

もうひとつは紅茶とカラメルのシブースト

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サックリタルトの上にはオレンジがあり、

紅茶の香り、カラメルのこく、オレンジのほろ苦さが一体となりまする

さあ、ひと息ついたらお仕事や

家の中の用事もサクっと済ませて~と思ったらもう晩御飯の時間

今回はてっちゃんが作ってくれました

メニューは、「ひいかと砂肝入りパエリア」

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んんん~美味し~~~

いっぱい素材の出汁を吸ったアルデンテのお米や

おこげの部分も、たまりませんな~

あっという間に二人で2合分のお米を食べそうになり・・・

なんかヤバイ気がして、気持ちだけ残しておきました

まあ、ほとんど気休めやけど。

その後は「GOEMON」を見てあっという間に一日が終わり。

どうしてお休みの日って、こんなに早く過ぎてしまうんやろ???

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春眠暁を覚えず

2010/03/03(水)

どーしてこんなに眠いのか???

八戸の移動の疲れか、睡眠不足が蓄積してるから?

昨夜は22時にまぶたがシャットダウンしてしまいました

すべての学校の授業が終わり、ホッとしたからかなあ・・・・

いやいや、そんなこと言ってられまへん

撮影では、もう夏どすえ

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こちらは、アサリやにら、桜海老が入ったチヂミ

刻んだキムチを生地に混ぜても美味し~し

他にも具材は何でもOK.

昨日作った生地の分量は、卵2個に粉2カップ弱、水2カップ。

水分は湿度にもよるので加減してね。

生地自体に旨味を加えるため、カツオブシを混ぜ込みました

そしてもう一品

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ラタトゥイユをココットに入れて、粉チーズを乗せて

オーブンで焼きました

ラタトゥイユって、パプリカやナス、トマト、たまねぎなど

抗酸化作用のある野菜がたっぷりやし

紫外線が強くなる夏にはぴったりやね

たっぷり作っておくと冷蔵庫で2~3日は保存できるし

お魚や鶏肉のソテーの付けあわせにもいいし

パスタのソースにしてもいいし、

トーストに乗せてもいいし、便利なお料理。

作り方のコツは、野菜を炒めるときの火加減。

野菜に汗をかかせるように弱めの火で炒め煮にして水分を飛ばし

野菜の旨味をギュウって濃縮していきます。

ココが「野菜炒め」との違いやね

きっとフランスやイタリアの南の地方では夏になると

トマトやらパプリカやナスが山盛りにできたんやろな~。

野菜の成長は、人間が食べるのを待ってくれへんもんね

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多治見→八戸 その2(食いだおれ編)

2010/03/02(火)

多治見から6時間かけて八戸に到着

泣きはらした目に冷たい風が凍みます(その1 号泣編を参照)

ホテルに着いたのはもう23時前やったけれど

かっちゃんが待っていてくれました

「せっかくなので、軽くご飯でも・・・」と繰り出した八戸の夜。

なんといっても、コレは食べとかないと!!

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「ほや」でっせ、「ほや」

海のパイナップルと呼ばれるのはその形と甘味から?

やっぱり地元で食べるとぜんぜん臭みもなく、甘くてジューシー

見た目が気持ち悪い・・・って敬遠する人もいるけど、

人間も進化のもとをたどればホヤみたいなもんやってんから。

そして鯖のきずし、まぐろやイカのお造りなどを頂きましたが

興味があって、食べてみたかった一品。

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「青森牛のたたき」です。

「ご当地キットカット」と並んで、食べ歩いている「ご当地牛」シリーズ。

赤身でしっかりとした歯ざわり、脂肪は少ないけれど舌の上で広がる旨味に

大満足でした

あー美味しかった、美味しかった!!!

と、バタンキューで眠りについた翌日。

やっぱり、そうか・・・

予想通り、目がパンパンに腫れてました

熱いシャワーで、なんとか修正・・・・

テレビをつけると、バンクーバーオリンピックのパッシュート

3人組で400mのコースをすべり、最終の選手のタイムで争うそうで。

後ろの選手が前の選手のお尻を押してあげたり

ヘッドスライディングもOKなんて、なかなか面白いよな~

女子は決勝進出

初の金メダル目指して、がんばれ~~~

祈るように、テレビにかじりついて応援してたけど

うっそ~~~~~~

0.02秒差でドイツに負けてしもた

映像で見ると、その差はスケート靴のエッジ。

「神は細部に宿る」とは、まさしくこのこと・・・

惜しいけれど、運じゃない、それこそ実力なんやろな~

と、ここで地震速報。

なんと、南米チリで起きた地震の影響で日本に津波が~~~

講演は無事に終わったけれど、思わぬアクシデント。

津波警報のおかげで電車がストップ、交通も規制がかかってる

八戸から仙台まで来て、その影響の大きさに直面。。。

仙台駅から空港までの電車がストップしてしまってる

呑気にお土産買いまくってる場合じゃなかった・・・

何とか名取まで到達、そこからタクシーに乗ろうとしたけど

同じこと考えてる人も多くて、名取の駅ではタクシー待ちの人が行列

なのにタクシーはぜんぜん来ない

半分あきらめて東京まで新幹線で行って羽田から飛行機乗ろうかとか

最終の飛行機の予約取っとこうとか、

左脳はフル回転で解決法を考えてるけれど

右脳は「まあ、しゃーないやん、何とかなるやろ~」って感じ。

アタフタしてると、やっとやっとタクシーの順番が回ってきた

後に並ぶ少しでも多くの人が早く乗れるように、あいのりです。

一緒に乗った20代くらいの女性、40代くらいの男性と世間話してると

女性は加古川に、男性は西宮に住んでることがわかり

垂水に住む私とあわせて話が盛り上り

こんな偶然ってあるんやね~

「チーム神戸」を乗せたタクシーは渋滞を避けつつ、やっと仙台空港へ。

私の便は出発20分前と、ギリギリ滑り込みでした

はあ~やれやれ・・・・

地球の裏側のチリで起きた地震の影響が、まさか仙台にいる自分に

ふりかかってくるとは思っても見なかったけど。

これも、自分と地球とのつながりを認識するためには大切な出来事かも

垂水でてっちゃんと合流し、無事におうちに着きました

さてさて晩御飯は、海の幸が満載です。

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八戸名産、いかの一夜干し

さっとあぶって頂きます

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ふっくら、プリプリです

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仙台で見つけた「帆立の伊達な炙り」

仙台でとれた新鮮な帆立を、仙台の日本酒、塩でさっとあぶったもの。

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でっかい帆立の貝柱は旨味たっぷり

貝柱の繊維がホコホコです

さらに、垂水のお母さんに頂いた旬ならではの「いかなご」

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くぎ煮も、出始めのものは小さくて柔らか

そして、釜揚げいかなご

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生姜醤油で頂きますが、これぞ今だけの美味しさ

大阪でもいかなごは売ってたけれど

釜揚げとか、小さくて柔らかいくぎ煮が食べれるのは地元垂水ならでは。

土日は移動距離のなが~い出張にアクシデントもあったけれど

やっぱおうちが一番、ほっこり幸せやな~

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多治見→八戸 その1(号泣編)

2010/03/01(月)

この土日は出張で多治見、八戸へ。

まずは新幹線で名古屋、そこから乗り継いで多治見到着

Photo

多治見市のキャラクター「うながっぱ」がお出迎えです。

うなぎと河童のコラボレーション???みたいやけど、その由来は・・・不明

多治見は陶器の町だけあって、あちこちにポスターが。

私も昔、陶芸やってただけに時間があればもっとゆっくり見たかったなあ

なんて思いつつ、無事に講演を終えて移動。

お土産に、陶器でできたおひなさまをいただきました

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ちっちゃくてラブリー、笑顔が素敵です

ひな人形を飾るなんて、めっちゃ久しぶりやな~

小さい頃は実家に七段飾りがあって、並べるのが楽しみやったっけ。

甘酒は苦手やったけど、おばーちゃんが食紅を使って

卵でお雛さを作ってくれたり、母とはひし形のひなケーキを作ったなあ・・・

そんな思い出は、何よりの宝物やわ~

なんて懐かしく思い出しながら、再び新幹線へ

名古屋から東京で東北新幹線に乗り換えて、八戸までは6時間の長旅。

そのお供に選んだのが、これ。

Photo_3

浅田次郎 著 「壬生義士伝」。

岩手の盛岡南部藩を脱藩した新撰組・吉村貫一朗のお話です。

しかし、読み始めてみると

東北新幹線では盛岡も通るしね~なんて思ってる場合じゃなかった。

号泣、そしてまた号泣

嗚咽をもらしてしまうほど、どうしようもないくらい泣けてくる~

きっと電車の中で周りの席のひとはびっくりするか、あきれてたでしょう

武士の義よりも、人としての義を貫いた吉村貫一朗。

新撰組の隊員たちはバカにしながらも、誰もが彼だけは生かしたかった・・・。

「人」として大切なこと、「人」の心を動かすものは

いつの世も、どんな国でも同じなんやね。

今は竜馬がブームやけど、私はこっちのほうが好き。

今度は中井貴一さん主演の映画も見てみよう

幕末の小説や映画、ドラマを見ると思う。

今の日本人が当たり前のように謳歌している「自由」のためには

多くの人たちの血と汗と涙と人生が流れたんやって。

自由に職業を選び、恋愛し、人生を選んで生きる世の中に到達するまでには

世界中でも色んな争いがあった。

未だにそれが叶わない国もある。

日本人は急激に変わる国の情勢の中でみんな必死に生きてきた。

そのおかげで今の私たちの生活がある。

きっと、私の父の世代も、祖父の世代も、その前の世代も・・・

その反面、モノがあふれすぎてる今の日本では

「何をしたらいいのかわからない」「自分が何をしたいのかわからない」

っていう若者たちがたくさんいる。

そーゆー若者たちに相談を受けるたび、何てもったいないんやろう・・・と残念に思う。

選択肢がありすぎて、選べない。

むちゃくちゃ悔しい思いを乗り超えて、傷ついて、

それでも負けずに達成したものがないから、何がしたいのかわからない。

いつでも何でも食べれるからこそ、何が食べたいのかもわからない。

テキトーにやって、楽しい遊びなんかないよね。

頭と身体とココロをフル回転して、必死でやるから遊びって楽しい。

仕事も同じやと思う。

「ホリエモン」の登場あたりから、汗かいて頑張って生きることが

まるでかっこ悪いようなイメージを与えられたけれど。

そうじゃない。

仕事だって一緒。

「楽する」ことと「楽しい」ことは、ぜんぜん違う。

必死になれるからこそ、めちゃめちゃ楽しいねんから。

不完全燃焼の若いハートにスイッチを入れるひとつのキーワードは

「貢献」かな~と思う。

自分のためだけじゃなく、誰かの役に立つことで得られる充実感は

コンピューターやゲーム相手では得られないものだし。

生身の人間相手では、傷ついても、傷つけられても、

リセットして逃げることなんてできない。

それにしても、浅田次郎さんの小説には泣かされてばかりやわ。

「鉄道員(ぽっぽや)」

「地下鉄(メトロ)に乗って」

「蒼穹の昴」

「きんぴか」シリーズ

「椿山課長の七日間」

笑いのツボと、涙のツボを見事に抑えられた感じ。

壬生義士伝では、涙のツボをひっくりかえされたみたいで。

泣き腫らした目での八戸到着となりました

(その2)に続く

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