調理実習~筋トレ期の食事の巻~
こないだ、調理実習やりました
といっても栄養や料理の学校じゃなくって、鍼灸師やスポーツトレーナーの学校で
もともとカリキュラムにもないし、設備もないんやけど
私は実習するのがすごく好き。
だってスポーツのトレーナーって、一番選手と身近な存在やから
栄養のこともサポートできるようになれば、選手との信頼関係も築きやすいし。
スポーツの栄養士が帯同できるのは、まだほんの一部しかないし
トレーナーが栄養の知識もってたら選手も心強いはず。
そして何より、現場では知識ではなく、実践力こそが役に立つ!!!
だから夏の関西医療大学でも、学校の食堂を無理言ってお願いして借りて、
今回も同じ系列の保健福祉師の学校の調理室を特別に貸していただきました。
班ごとに分かれて与えられたテーマに沿って、自分たちで献立を立てます。
さらに食材の調達も、自分たちで
不便な場所が多く、限られた予算の中でやりくりしなければならない現場では
ものの値段を知ることや、調達能力も大切やし。
この班は、豆腐ハンバーグなどを作ってます。
男子も女子も、コネコネ
時間が余った班の女子は、みかんでデコレーション???
どんだけ暇やねんっ
だんだん知恵がついてきます。
調理台が低いので、いすを持ってきて炒め物。
これを横着とみるか、アイデアとみるか・・・
ある班では、炊飯器の調子がおかしかったらしく?
せっかくの炊き込みご飯が、生煮えの状態になってしまった
ショックを受けるみんな。
あきらめモードやけど、私が絶対大切にしてることは
「食材を粗末にしないこと」
何とか工夫して食べんとアカンで
そして急遽フライパンに移し変えられて雑炊に。
張り切って6合も炊いていたので、ものすごーい大量の雑炊になりました
でも、美味しく食べれて良かったね。
ハプニングは、生徒さんたちを観察し、彼らが何かを学ぶ絶好のチャンスです!!!
ある班の完成品
アスリートは、体作りをするためにこれだけの量を毎日、
食べなければならないのです・・・
やっぱ食べることも戦いや~と実感。
いろんなハプニングが起こったけれど、何とか無事に、楽しく実習が終わりました。
実習してると、普段の授業では見れない生徒さんたちの
表情や会話などに出会える。
今回も、普段はすごく大人しい(と思っていた)女子が、
めっちゃみんなの面倒見がよくてめちゃくちゃきれいに掃除してくれたり
やたら料理がうまい男子が、実はもと料理人で
そんなことからすごく会話が弾んで、いつもは見れない
彼のイキイキした表情に出会うことができました。
やっぱり実習が好きやな~
もちろん、私が大切にしてる「実践力」が養えるし
みんなで作って食べる美味しさってまた特別やもん。
来の実習のお題はは「グリコーゲン・ローディングのための夕食」です
固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
コメント