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2010年1月

スタイリング実習

2010/01/27(水)

東大阪市保健所の健康部健康づくり課で

「給食をすてきにプロデュース」というテーマで講演をさせていただきました

今回は2回目で、撮影の際のスタイリングの実習つき

栄養のバランスも含め、「食べることを大切にしよう!」って伝えるためには

頭だけでなく美味しさから実感してもらえることもある。

栄養のことを考えると、どうしても美味しさは後回しになりがちやけど、

味覚を満足させてこそ、食欲をうまくコントロールすることができるから

やっぱ、美味しいって感じることは欠かせない。

何より、美味しいものを食べたときには

おいし~うれし~しあわせ~~~っ

誰だって元気になって、生命力が湧き出るんやもん

「贅沢」とか「好きなだけ食べる」っていう意味じゃなく

美味しいものを味わっていただくってことは、とっても大切やと思う。

だから、美味しく見せるテクニックも必要なんよね~。

いつも撮影のときにやってるスタイリングも、

あらためて実習って形にすると、そのノウハウが見えてくる。

なんだか昔、カメラマンのアシスタントをしていた頃がなつかしく思い出されたわ・・・

あの頃は、不安ばかり抱えてたけど

自分を信じて飛び込んだ世界で得た経験は、無駄じゃなかった!!!

参加していただいた皆さんに

少しでもお役に立てるといいのにな~

で、今日は夕方からまた撮影・・・

「海苔巻きサンド」です

Photo_3

えええ~、どんな味?と思いきや

食べてみると案外「のり感」はないんよね。

食パンがパサつくのをのりが防いでくれて

しっとり美味しく食べれます

これはもう7月の撮影やねんけど

節分の日のおやつに・・・どないやろ???

だって、節分の「太巻き寿司の丸かぶり」って

食べるのしんどいやん?

太巻きってゴージャスやから、ゆっくり味わって食べたいし。

丸かぶりは鉄火巻きで充分やと思うねんけど・・・

効果ないかな

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春野菜、満載

2010/01/25(月)

先週のエルマガの撮影は「春野菜を使ったレシピ」

春キャベツ、たけのこ、新たまねぎ、菜の花などを使った料理を作りました

今回のは、アレンジ料理も加わるってことで。

多めに作って余ったら、別の料理にアレンジできるってやつ。

例えば菜の花は、ちょっと苦味があるから

お肉や味噌とあわせて炒めた「肉味噌」で食べやすく。

Photo レタスに包んで、さらに野菜たっぷり食べれて

ヘルシーよね~

そしてアレンジバージョンは、この肉味噌を乗っけた和え麺に変身

Photo_2 仕上げはやっぱ卵黄でしょっ

麺にからめて食べると、

肉味噌の旨味と卵黄の甘味

そこに菜の花のほろ苦い味が合わさってエエ感じ

その他、新玉葱はサラダ→キッシュ、春キャベツは和え物→バゲットサンド、

竹の子は炒め物→焼き春巻きに変身

撮影も無事に終わり、片付けていると、、、

編集TNさんが「ブツ撮りのために買った春野菜、置いて帰っていい?」と。

やった~ええよ~いっぱい置いて帰ってや~

と、言ったはいいものの・・・

春キャベツ2玉、若ゴボウ2束、こごみ、たらのめ、ふきのとうetc

山盛りで冷蔵庫に入りきらんぐらいの野菜の山が~っ

2人暮らしでこんだけの量食べるって、どこの牛やねん

でも、そんなこと言ってる場合じゃない。

野菜は食べんと腐っていくし・・・・

とその日の晩ご飯に作ったのが「蒸ししゃぶ」

お鍋をするみたいに、テーブルに蒸し器をセット。

湯気が出てきたら、もやし、きゃべつ、えのき、などなど

山盛りの野菜を投入。

最後に豚肉をのっけて、ついでにもう山菜ものっけてしまって

スチームON

Photo_3

豚肉の旨味が野菜に染みこんで・・・

春キャベツは茹でるよりもずっと甘味が出て

いっくらでも食べれるんよね~

2回転目はもやしの上に麺を乗っけて

まだまだ余った野菜たち。

若ゴボウは下茹でして炒め煮にして、卵とじに。

キャベツや玉ねぎはポトフにして、、、

春の生命力をたっぷりいただきますっ

野菜だけじゃなくって、食事をするってことは

生きるために他の生命をいただくってことよね。

だから、私はときどき明太子とかちりめんじゃこを見ると

「この一粒ひとつぶに、ひとつの命が宿ってたんや・・・」

なんて考えてしまうんよね。

そう思うと、食べるって残酷な気がするけど。

それが「生きる」ってことなんかもしれん。

だから、ちゃんと頂いて、その分まで生きないとアカンよね。

生命力あふれた野菜を食べたんやから

生命力あふれた自分で生きれるはずよね。

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もう夏・・・?

2010/01/20(水)

今年最初の撮影、やけど、もう夏の料理です

撮影は、当日よりもその準備のほうが大変・・・

昨日も食材を買いにスーパーを2往復。

さらにスタイリングに使う食器やカトラリーなどを物色しに行かねば!!!

もう、体力と集中力の勝負や

私はどっちかと言うと、スタイリングのほうが大変やと思う。

だって料理やったら「こんな風に切ろう~」とか「味付けはこうで・・・」

とか自分で考えて自分で作れるけれど。

食器は自分で作るわけには行かないもん

自分のイメージや、デザイナーの指示どおりの大きさ、色、形の食器を

撮影までに揃えるのは、なかなかのプレッシャー

探しても見つからないと、アセルし

見つかっても、高かったりすると、ヤケになってしまったり。

その結果、、、ウチのスタジオにはものすごーい量の食器があるんよ

今回はいつもお世話になってるうっきーさんがカメラなので

安心して、和やかなムードで撮影ができたわ~

Photo_2

夏によく作るのが、ガスパチョ

Photo_3

トマト、玉ねぎ、きゅうりなど野菜たっぷりの「食べるスープ」は

ひんひやりして口あたりもさっぱりで暑い夏でもいくらでも食べれてしまう。

ガスパチョを作るときに超便利なのがハンドミキサー。

私がオススメするのはBOSCH社のやつ。

コードレスになってるから、めっちゃ使いやすいんよね~

秋にはカボチャやサツマイモ、冬にはカブラなどなど

簡単にポタージュができてしまうスグレモノ

そしてもう一品のスープはこれ。

Photo_4

生姜がたっぷり入ったつくねのスープ

夏は以外に冷房で冷え症に困る人が多いんよね~

なんて、こんな寒いときに言っててもあんまり実感ないか~

フードコーディネーターの仕事はたいてい季節を前倒しで撮影するから

しゃ~ないんよね

明日は授業のあとにまたまた撮影

こちらは「春野菜を使った料理」です。

アスパラやら春キャベツはエエンやけど、山菜がキツイ・・・

何とか調達しなければっ

気合入れてがんばるで~

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博多出張

2010/01/19(火)

今年最初の出張で、週末は博多へ

食育協会のお仕事で「食育指導士」の試験のための講義があって

東京、大阪、福岡で毎年開催されております。

去年の博多は大雪で、帰りの飛行機が飛ばないかも???

ってめっちゃあせったけれど、今回は暖かくてヨカッタ

色んなところに出張に行くけど、こう見えて一人でご飯食べるのがニガテな私は

泊まりでもたいがいホテルに引きこもって仕事してるんよね。

だから福岡と言えば、屋台やら色々美味しそうやな~とは思うんやけど

食い意地はもっぱら「お土産選び」で発揮されます

で、福岡と言えば、明太子!!!

やねんけど、てっちゃんも博多に出張多くて

明太子シリーズは食べつくした感じ。

昆布漬け明太子、明太鰯(鰯のお腹に明太子が詰まってる)、

鮭明太子、鯖明太子、明太シューマイ、イカ明太子。

そして「赤い恋人」

これは、北海道の「白い恋人」を真似した?みたいやけどお菓子じゃなくて。

白い刺身こんにゃくがウインナーみたいになってて

中に明太子がちりばめられてるんです。

も~明太はええか~?とおもいつつ、手ぶらで帰るのも何なので

やっぱり空港でお土産選び。

こーゆーときって自然にテンション上がる

で、発見

Photo

九州限定「紅いもキットカット」

ご当地キットカットなるものが、全国で発売されてて

せっかく色んなところに出張に行くから・・・と買い出したんやけど

今ではもう半分意地になって見つけたら買ってしまう

今までに買ったのは・・・

北海道は、「じゃがいもキットカット」、「もろこしキットカット」、「小豆キットカット」

仙台の「ずんだキットカット」「さくらんぼキットカット」

東京は「醤油キットカット」、「濃いきなこキットカット」

名古屋は「味噌キットカット」、

そして「手羽先か?ひつまぶしか?と思ったら「小倉トーストキットカット」

そ~来るか~~~と妙に納得。

北海道の「小豆」と名古屋の「小倉トースト」は、ちゃんと味が違う。

小倉トーストは、トーストっぽい味がするのがスゴイ。

横浜は「チーズケーキキットカット」(なんでやねん?)

神戸は「プリンキットカット」

横浜、神戸は要するに「ハイカラな感じ」ってことか・・・

京都は「抹茶キットカット」(めっちゃ普通やん?)

岡山「マスカットキットカット」

長野「七味唐辛子キットカット」、「りんごキットカット」

そして九州は「柚子胡椒キットカット」というやつしかなかったんやけど

今回、「紅芋」という新しいのを発見したら、なんか嬉しくて。

紅芋は想像どーりで美味しかった

中にはハズレもあって・・・こーゆーのはいつまでも残ってしまうんよね。

でもそんなときは開発する人も色々大変なんやろな~などと想像して

ココロの中で「ご苦労様です」とつぶやく私。

それにしても、何で「大阪」がないのかが不思議や!!!

大阪やったらいっぱいネタあるやん?

「たこ焼き味」とか「お好み焼き味」とか「粟おこし」とか

「串カツ」とか「うどんすき」とか・・・

東京の「醤油味」があるんやから「ソース系」もあってもええやん?

今週は静岡と愛知県に行くんやけど、

何か新しいバージョン出てへんかな?って

知らず知らずの間に期待感を持ってしまうわ~

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調理実習~グリコーゲンローディングの巻~

2010/01/15(金)

鍼灸師、アスレチック・トレーナーを目指す生徒さんたちの調理実習2回目

今回のお題は「グリコーゲンローディングの食事」。

スポーツ選手が試合前に、筋肉でエネルギー源となるグリコーゲンを貯めるために

ご飯や麺類などの糖質をたくさん食べれる食事を作ろうって企画です。

2回目は、さらにみんな意欲的

チャレンジャーなグループは「手打ちうどん」に挑戦

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生地をコネコネ・・・

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足でふみふみ・・・

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やった~~完成

最初は正直、大丈夫なんかなあ・・・って不安やったけど

できあがったうどんを試食させてもらったらすごく美味しいっ

おぬしたち、なかなかやるな~

「栗きんとん」を作ろうとしたグループは買出しのときに

「栗の甘露煮」のあまりの高さに唖然(1瓶1300円やったそう)

ものの値段を知る、ということも勉強やね~

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ちゃんと、くちなしで色をつけて、裏ごしして、本格的

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栗きんとん、ちらし寿司、お雑煮、そして、、、ミックスジュース

いも、くり、米、もち、バナナでたっぷり糖質補給や

こちらのグループは・・・

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むむむっっっ ビューテフォー

さすが元料理人・・・・

茶碗蒸しの中に「うどん」を入れた「小田巻き蒸し」でさらに糖質アップ。

さすがやね~

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小田巻き蒸しにかやくご飯、白菜のおひたし、豚肉のにくじゃが。

豚肉を使ったのは、糖質の代謝を高めるビタミンB1をプラスするため。

かやくご飯を大絶賛の女子たち

美味しすぎてもったいないから、試食拒否されました・・・

それほど喜んでもらえる料理が作れるってのも幸せやな~

やっぱ、料理できる男性はモテルで

Photo_8

こちらはメンズグループ。

シーフードパスタにガーリックトースト、コーンポタージュ。

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そしてもうひとつのパスタ組は、納豆スパゲッティー。

超大盛りに焼きおにぎり2つ、最後はじゃんけん大会で頑張って完食

ごくろーさま、やっぱり食べることもテクニックってこと

みんな実感してくれたかな?

栄養学は、知識だけじゃ~役に立たない。

料理に変換できて、美味しく食べて、初めてココロとカラダの栄養になるから。

これを機に、ますます料理に興味もってもらえたらいいな~

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とんど祭

2010/01/12(火)

今日は高津神社のとんど祭

高津宮のとんど祭は、ちょっと変わってるんよ

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といのも、色んなレストランのシェフが屋台を出してるから

なので、タイトルも

「とんど祭とたぶん(自称)日本一の屋台達」

お腹をすかせるために、自転車で行きました

「ながほり」の大将にご挨拶と、

神社のお参りを済ませたら、早速「桝田」さんの屋台に・・・

「鴨だんごのハリハリ汁」をいただきました

でも、あまりの美味しさにまたまた写真撮り忘れ

その後は、トゥルトゥーガに

でも、すでに超行列

腹ペコの私たちは、並んでる間にその他の屋台へ

Photo_2

乾隆亭の「スペアリブのトーチ蒸し」と

ジョヴァノットの「魚介のイカスミスープ、くるみパン添え」

を食べながら待つこと30分。

トゥオルトゥーガで「地鶏のクスクス」Photo_3

野菜たっぷりの煮込みにクスクス

ピリっとしたハリッサという調味料をつけていただきます。

寒いときにはあったかいものが一番や~

そして「(銘柄豚・名前忘れてしまった)の豚まん」

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黒いソースは、バルサミコを煮詰めて作ったシロップかな?

生地も自家製で、肉がたっぷり!!!

最後は「うずら家」の「白金豚の自家製ソーセージ」

と「フランス産うずら」の炭火焼き

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なんか・・・・お昼からお肉ばっかり食べてしまったわ

自転車じゃなかったら「ヴァン・ショー(ホットワイン)」飲みたかった

このイベント、もともとは「高津の富亭」という落語の噺の舞台になっているということで

落語会が催されていて、私はずっとそのお手伝いをしてたんよね。

故・文枝師匠も晩年にこちらに来られたことがありました。

私は落語などまったく興味がなかったんやけど

お手伝いしているうちに、そのライヴ感に魅了されました

自分自身も、いろんな方の前でお話する仕事をしているだけに

話術だけでその場の雰囲気を作り上げていく落語ってすごい~って感動したんよ

同じ噺をしても、同じ人が話しても、一期一会の空気ができあがっていく

落語はまさしくライヴやねん!!!

なんてことを思いながら、再び自転車で今度は心斎橋へ。

ちょっとでもカロリー消費せなっ

心斎橋ではアクタスやらカッシーナのインテリアショップを

しこたま見て歩いて、満足満腹

夜は「ベンジャミン・バトン」を見ました

年をとっていく気持ちていうのは、自分自身も感じるけれど

自分だけ若返っていくというのも、また悲しいもんやなあ・・・

それに若返らせる特殊メイクもなかなか難しそう。

若くなったブラピは「リバー・ランズ・スルー・イット」のときとは

ちょっと違うけれど、「完璧」なかっこよさ。

といっても、もしブラビが目の前に現れたとしたら

お人形さんみたいで引くんやろけど

(それ以前に、お前に「引」くとか言われたないっちゅーねんってブラピも言うよな~)

さらに今日は成人の日

やけど、私は20歳のときに戻りたい、なんてぜーんぜん思わへんのよ。

若い頃はめっちゃ頑張ってて、もーいっかいあんなことするなんて、嫌やもん。

年を取るっていうことも「進化」でありたい。

生きていくうちに、悲しいことも、辛いこともあるけれど、

それも含めて色んなことが「解る」ようになるってことは

自分自身を磨いていることなんちゃうかな?って思う。

ちょうど私が20代で、傷ついたり、苦しんだりしてるとき

「磨く」ってことは「傷をつける」ってことなんやで

と、言ってくれた人がいた。

そんな一言で、少し脱皮できた。

石ころは傷つけられれて丸く磨かれていく。

辛いときこそ、そんな言葉を忘れずにいたいわ~

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調理実習~筋トレ期の食事の巻~

2010/01/10(日)

こないだ、調理実習やりました

といっても栄養や料理の学校じゃなくって、鍼灸師やスポーツトレーナーの学校で

もともとカリキュラムにもないし、設備もないんやけど

私は実習するのがすごく好き

だってスポーツのトレーナーって、一番選手と身近な存在やから

栄養のこともサポートできるようになれば、選手との信頼関係も築きやすいし

スポーツの栄養士が帯同できるのは、まだほんの一部しかないし

トレーナーが栄養の知識もってたら選手も心強いはず

そして何より、現場では知識ではなく、実践力こそが役に立つ!!!

だから夏の関西医療大学でも、学校の食堂を無理言ってお願いして借りて、

今回も同じ系列の保健福祉師の学校の調理室を特別に貸していただきました。

Photo

班ごとに分かれて与えられたテーマに沿って、自分たちで献立を立てます。

さらに食材の調達も、自分たちで

不便な場所が多く、限られた予算の中でやりくりしなければならない現場では

ものの値段を知ることや、調達能力も大切やし。

この班は、豆腐ハンバーグなどを作ってます。

男子も女子も、コネコネ

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時間が余った班の女子は、みかんでデコレーション???

どんだけ暇やねんっ

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だんだん知恵がついてきます。

調理台が低いので、いすを持ってきて炒め物。

これを横着とみるか、アイデアとみるか・・・

ある班では、炊飯器の調子がおかしかったらしく?

せっかくの炊き込みご飯が、生煮えの状態になってしまった

ショックを受けるみんな。

あきらめモードやけど、私が絶対大切にしてることは

「食材を粗末にしないこと」

何とか工夫して食べんとアカンで

そして急遽フライパンに移し変えられて雑炊に。

張り切って6合も炊いていたので、ものすごーい大量の雑炊になりました

でも、美味しく食べれて良かったね。

ハプニングは、生徒さんたちを観察し、彼らが何かを学ぶ絶好のチャンスです!!!

ある班の完成品

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アスリートは、体作りをするためにこれだけの量を毎日、

食べなければならないのです・・・

やっぱ食べることも戦いや~と実感。

いろんなハプニングが起こったけれど、何とか無事に、楽しく実習が終わりました。

実習してると、普段の授業では見れない生徒さんたちの

表情や会話などに出会える。

今回も、普段はすごく大人しい(と思っていた)女子が、

めっちゃみんなの面倒見がよくてめちゃくちゃきれいに掃除してくれたり

やたら料理がうまい男子が、実はもと料理人で

そんなことからすごく会話が弾んで、いつもは見れない

彼のイキイキした表情に出会うことができました。

やっぱり実習が好きやな~

もちろん、私が大切にしてる「実践力」が養えるし

みんなで作って食べる美味しさってまた特別やもん。

来の実習のお題はは「グリコーゲン・ローディングのための夕食」です

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須磨海浜水族園

2010/01/05(火)

お正月休みのラストの日、てっちゃん、YUKIちゃん、

KYONちゃん、SOUくんと須磨海浜水族園に行って来ました

っと、その前に通りかかった長田の鉄人28号

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いつもJRからは見てるんやけど、背中側しか見えないから・・・

(これも計算済み?という意見が)

やっと正面から見ることができました!

たくさんのチビッコが鉄人に蹴りを入れてるけど、びくともしない。

さすが鉄人!!!

その力強いパワーをおすそ分けしてもり、いざ須磨へ!

須磨の海浜水族園は、めっちゃ小さい頃に父に連れて行ってもらった記憶が。

(須磨には何回も通ったけれど水族園より、

近くの海釣り公園で晩御飯を釣ってたことが多かったんよ)

久しぶりに来た私は、

自然と「食べれる生き物」にばかり意識が働く。

これもオトナになった証拠???

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たこさんは、こないだ明石の魚の棚で見たばっかりやけど

水中ではさらにびよ~~~んと伸びて迫力アップ。

まるで火星人みたい(見たことないけど)

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いかはびゅんびゅん飛ぶように泳いでる。

疲れへんのかな?

考えてみれば足の先から頭の先まで全身筋肉??

お刺身の歯ごたえを思い出します。

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しゃこ。気持ちわり~~~~

そういえば、私は昆虫が大の苦手。

セミもカブトムシもみんな私にとってはゴキブリと同じ甲殻類。

せやのに、なんで海老やら蟹やらが売ってるのを見たら

おいしそう~って思うんやろう?

たこだって、いかだって純粋にその形を見たらかなりキモイのに。

われながら都合のいい脳みそやなあ・・・

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せみえび。

デカイ!!!アメフトのボールくらいの大きさ。

海でこんなもんが泳いでたらビビルやろな~。

友人のTKDさんは、こないだ石垣島で食べて美味しかったとのこと。

こう見えて結構、高級らしい。

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くらげたち。

食べれる種類なのかは、、、不明。

同じ形やのに、どうして白いのと黒いのがおるんやろ?

と思ってたら

「アイスだって、バニラ味とチョコ味があるやん?」とてっちゃん。

納得いくような、行かないような・・・・

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ロブスター。

これは水の中でも美味しそうやったな~。

両手のはさみはそれぞれ役目があるそうで

大きなほうで押えて、小さなほうで切る、のだとか。

なるほど~おりこうになった気分。

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浦島太郎が余裕で乗れるくらいの、おっきなかめ。

水槽にあたっても、あたっても、ひたすら前足を動かす。

「常に前進あるのみ!」な姿勢に敬礼。

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シードラゴン。

かわいい、というか、きもい、というか

「なんでわざわざこんな形に???」

タツノオトシゴが、プレスリー(もしくは安岡力也)に憧れたって感じ。

このほかにもい~~っぱい、海の中には色んな生き物がいるもんや~。

Photo_10

そしてこれは、、、、「ラッコのえさ」

左から貝、いか、たら、とこれだけの量を

一匹が1日で食べるんやて!!!

すげ~とびっくりしてると

「さすがにタマも負けるなあ~」とてっちゃん。

水族園って、えさ代が大変やろなあ・・・・

海だけじゃなくて、地球にはいっぱい色んな生き物がいて

人間もそのうちの1つの種類に過ぎないんよね。

美味しいものを食べる幸せも大切やけど

欲張るのではなく、感謝しながら、無駄なくいただかないとね。

できるだけその土地で取れた新鮮なものを選び、

適量を、残さず食べること

これはヒトの健康のためだけじゃなく、地球の健康のためにも大切なんや~。

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アバター&鯛めし

2010/01/03(日)

ずっと興味があった3D映画の「アバター」

ついに観に行って来ました

専用のメガネをかけて観るんやけど

普通の映画よりずっと迫力があって凄かった

3Dは前にUSJの「セサミ・ストリート」で観たけど

映像の迫力からしてぜんぜん違うし、3時間近い上映時間にも関わらず

あっという間に過ぎていってしまいました。

けど、一個残念なのは、ストーリーの最後。

やっぱり戦って、殺しあってしまうんよねえ・・・

そこが単純なアメリカ映画のパターンから抜け出せてなくて

ちょっと浅さを感じてしまった

映画のラストってめっちゃ大切よね。

「宇宙戦争」とかも、終わり方が期待するだけさせといて

「なんでそーなるねん?!」ってアッサリやったし。

映画だけやなくてドラマも、、、と思ったのはこないだの「仁」やな~

「えええ~これで終わりなんて許されへん!!!あり得へんわっ」って

怒りまくりやったし。

でも、やっぱりハッピーエンドがいい。

ブラビの「セブン」とか最悪や。

観終ったあと、この気持ちの痛みをどうしていいのかわからんくなったし。

私が好きなんは、ありがちやけど「ショーシャンクの空に」やな~。

やっぱ映画はハラハラ、どきどきして、観終ったあとには

ハッピーですっきりした気持ちになれないとね。

さて、今日の晩ごはんは、お正月の明石鯛の身を使った「鯛めし」

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鯛にお酒をふりかけて温めて、身をほぐします。

研いだお米にだし、酒。しょうゆを加えて水かげんして

出汁昆布と鯛の身を乗せて炊き上げます。

鯛のお上品な旨味をご飯が吸ってブラボーなお味でした。

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Jog&ギャロ

2010/01/02(土)

ちょっと風が冷たいけれどお天気もよいお正月

今日はてっちゃんと初ジョギングしました

アナログな私はただただ、体育会系的に走るだけやけど

てっちゃんの提案で購入した「Nike+iPod」を使ってみました。

Nike

こーゆーやつで1cm×2.5cmくらいの大きさかな?

Nikeのシューズはコレが靴底に入れれるようになってるんやけど

私はAdidas派なんで靴に留めて使うカバーをつけてます。

いつものルートで大阪城公園の外周を2週。

今回のBGMはマイケル・ジャクソン。

走り終わったらiPhoneに走った距離や時間、消費カロリーが出てきた!!!

さらにそれをPCにつなぐとデータが蓄積されていく。

なんて便利なんやろ~

2時間走ると思ったよりカロリー消費しててちょっと嬉しい

けど、その分はすぐに埋め合わされてしまうのでした。

夜はてっちゃんと「ギャロワーズ」で晩ごはん

いろいろ食べたいメニューばっかりで、結局いつもシェフのおまかせに。

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アミューズは大根のスープ。

冬の大根はびっくりするくらい甘いのがわかります。

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冷たい前菜は、「さっと炙ったキンキとあおさのコンソメジュレ」

キンキはさっと炙ると甘味が増して

しっかり旨味の効いたコンソメジュレと絶妙のコンビ。

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温かい前菜は「寒ぶりとかぶらのすり流し」

旬の脂が乗ったブリをソテーして、赤かぶのマリネとともに

かぶらのすり流しスープにからめていただきます。

きんき、ぶりと、それぞれの魚のおいしさが

素材の組み合わせや調理によって引き出されてる~

やっぱこーゆー「家でできん料理」が食べれるとテンションあがるわ

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一品目のパスタは「トラふぐのパスタ」

これまた出汁の味がしっかりしてて、

あっさり味やのに旨味たっぷり。

二品目のパスタは「蟹のパスタ」

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ほうれん草を練りこんだ手打ち麺に

ほぐした蟹身、その味噌のソースがまったり。

やけど、ほどよいスパイスでエッジが効いてます。

そしていよいよ、本日のメインは・・・

Photo_6

「蝦夷鹿を3種類の調理法で」

ヒレ肉のロースト、ばら肉の煮込み、

そして内臓を使ったソーセージの盛りあわせ。

それぞれの違った美味しさが味わえて満喫。

いつもギャロの手作りソーセージは美味しいけれど

鹿の内臓を使ったソーセージもハマル味やったわ~。

フランスのブーダンノワールのようで

さらにスパイスが効いてて、ローヌの赤ワインなんかにあわせるとぴったり。

たらふく食べてまんぷく、満足う~

ジョギングで消費したカロリーなんてとうの昔にどっかいったよな~

でも、美味しいものを食べる幸せには変え難い。

その分、また頑張って走ろ~っと

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2010年 あけましておめでとうございます!

2010/01/01(金)

パンパカパーン

2010年、明けましておめでとうございます

今年も何卒よろしくお願いいたします

大晦日は明石の魚の棚に買い物に行って

帰っておせち料理の仕込みをして、年越し蕎麦を食べて・・・

2009年がもうじき終わるという実感がないまま一日が過ぎていったけど

やっぱり紅白見てると、そーゆーテンションになるから不思議

小さい頃から、刷り込まれてるからやろか?

刷り込まれるのは味覚だけじゃないってのは、感じてた。

例えば私が阪神タイガースファンになったのは、

明らかに父からの刷り込みとしか考えられへんもん。

物心ついたときからずっと、我が家では土日のデーゲームで

タイガースが勝ったら晩御飯はすき焼き、

負けたら納豆にお味噌汁・・・ってな具合で献立が決まる。

10連勝などしようもんなら、お小遣いがもらえる

けど、連敗なら雰囲気は最悪・・・

だから野球などわからなくても

とにかくタイガースが勝ったら何か嬉しくなるし

負けるとテンションが下がる

この法則は、今でも私の脳みそを支配しているようで

最近は野球はあまり見ないのに、タイガースの勝敗で気分のアゲサゲが変わるんよ。

きっと味覚やタイガースの勝敗以外にも色んなことが

無意識のうちに刷り込まれてる・・・って思うと

小さい頃からの日常ってめっちゃ大切やな~と思う・・・

そして、お正月といえば「おせち料理」

最近は自分で作らずに買う人も多いけれど

なんか作らないと気持ちが落ち着かないのは、これも刷り込み???

さて、今回のわが家のおせち料理です

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棒だらと鰻は実家の父から頂き、鰻はうまきになりました

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ぶり、海老、イクラなどは、魚の棚で垂水のお母さんが買ってくれたもの。

ぶりは照り焼きに、えびは塩焼きに。

さらに種子島の安納芋は、栗きんとんに。

くちなしを入れなくても鮮やかな黄色

てっちゃん大好物の数の子や田作りはお母さんの手作りのもの。

煮しめの里芋と黒豆は、よーこちゃんの実家から頂いたもので作りました

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よーこちゃんに頂いた黒豆で前にも「黒豆ご飯」を作ったんやけど

豆のうまみや香ばしさがたまらん!!!

軽くフライパンで炒った黒豆をお米とあわせて

日本酒を入れて昆布を乗せて炊くだけで簡単にできる私のお気に入り。

今回の黒豆も、豆の味を活かすために甘さ控えめで作りました。

一番のゴージャスは、明石鯛

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すんごい~やっぱり明石の鯛や!

これも垂水のお母さんに買ってもらったんやけど

魚の棚では、鯛のお店がひしめいていて、さすが本場。

大阪の市場やと、ふぐをさばいてるお店がいっぱいで

それぞれの土地柄が出るんやな~と実感。

お雑煮は、焼いた丸もちに金時にんじんと大根の白味噌です。

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黒豆食べてマメに動き、

くわいのように芽が出て

ぶりのように出世して

海老のように腰が曲がるまで元気で長生きできますように・・・

みんなにとってめでタイ2010年になりますように。

今年もよろしくお願いいたします

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