このごろ、ミシュランの京都・大阪版のネタをよく聞きますが。
どないなんやろ???
ある意味、偏っているようにも見えるけど、
やはりフランス人の評価と地元の私らの評価が違うのはしゃーないよね。
私は、興味ないって言うとウソになるけど、しょーじきあんまり嬉しくないなぁ
ってゆーか、好きなお店がミシュランに載ってしまうと
なかなか行けなくなってしまうのが、逆に悲しいわ~
料理って一期一会やし、
お店で出される料理だけでその時間の素晴らしさが決まるもんじゃない。
食べる側の体調や、気分なんかも影響するし。
あまりヒトの評価は関係なくて
自分がお気に入りのお店がいくつかあるのが、イチバンかも。
そんな中で、新しく素敵なお店を見つけた喜びがあったり。
むしろ、自分だけのお気に入りのほうがええなあ
フランスでも、パリの三ツ星は敷居が高くって
料理が美味しいからって言うよりサービスやら内装の影響が大きい?
せっかくやから~と奮発するにしても
そこそこ心地よくて、料理も美味しくて、値段も納得できるとなると
☆ふたつくらいがちょうどいいかも・・・
地方やと、そーでもないんやけどね。
それにしても、フランスの物価は高い!高すぎる!!
昔、清水の舞台から飛び降りる気持ちでモナコの三ッ星レストランに行ったら
お客さんがみんなタキシード着ててビビってしまって味も何もわからんかった
ココは007の映画のロケか~~~?って。
料理だってしつらえだって、イイモノに触れて経験することは、確かに大切。
例えば知らない土地に行って、せっかくやから美味しいものを食べたいときとか。
でも「行ってみる」ことは大切でも
自分の基準をミシュランに合わせることはないし
自分の土台や価値観があって、それぞれのシチュエーションに合わせて
豊かな時間を楽しめたらいいよね。
だからあのときのモナコの経験は、確かに貴重な経験やったけど
私には背伸びし過ぎやったんやろね。
やっぱり食事や料理って、作る側だけじゃなくって
食べる側の感受性やらキャパシティーも問われるよなあ。
私は私のお気に入りのお店に、肉球マークでもつけとくわ